まずは動画で確認してみよう
まずはこちらの動画をご覧あれ。すべて文字で解説が入るので、音が出せない環境でもOKだ。
グリップ交換に必要なものは、ご覧の通り。
・新しいグリップ
・グリップ交換キット(今回はタバタのものを使用)
・フックカッター
・ティ
・新聞紙
・ティッシュ
市販のグリップ交換キットには、交換液、両面テープ、グリップガイドなどが入っているので、使うと便利。刃先がフック状のカッター「フックカッター」は、刃先をグリップに引っかけて切り裂いていくグリップ専用のカッターだ。
グリップ交換の5つの手順
1:劣化したグリップを切って外す
古いグリップをしっかり固定し、シャフトを傷つけないようにフックカッターで切り込みを入れる。このとき、危ないので必ず体の外側に向けて切り込みを入れるようにしよう。
切り込みが入ったら、グリップを取り外す。シャフトにくっ付いた古いテープには、交換液を付けてきれいにはがし、余計な交換液をティッシュでふき取る。
2:テープを新しいグリップと同じ長さに切って貼る
テープを新しいグリップと同じ長さに切る。巻き方は、「縦巻き」と「螺旋巻き」があるが、今回は初心者でも簡単にできる「縦巻き」を採用。
貼り終わったら、テープを均等に貼ろう。テープとシャフトの間に空気が入るとデコボコになってしまう可能性があるので注意。
3:ティをグリップに挿して、たっぷり交換液を入れる
グリップエンドの穴をティでふさぎ、交換液をグリップの中全体に入れる。このとき、交換液が全体に行き渡るように軽く振ろう。交換液が少ないとシャフトが深く入らないので、ケチらずにたっぷり入れるのがコツ。
4:一気にグリップを挿し込む
交換液が乾かないうち、ヘッドを壁に固定した状態で一気にグリップを挿し込む。シャフトについた交換液やテープは、交換液を含ませたティッシュで拭き取るときれいになる。最後に、グリップの向きを調整して出来上がり。
自分でグリップ交換するとなると大変だと思いがちだが、実は簡単にできる。自宅で交換すれば微妙な調整も可能だし、クラブへの愛着も湧いてくるはずだ。まずは一度、試してみてはいかがだろうか?
※2017年10月1日の記事を再掲