新商品のお披露目ラッシュの様相を呈している2017年のセガサミーカップ。ブリヂストンはプロトタイプ「P01-7」が新しい「JGR」であることが明らかになったが、同時に謎のボールもツアーへの供給が開始された。いったいどんなボールなの!?
「赤」と「青」がラインアップされている
セガサミーカップでお目見えしたこのボール、表面には「TOUR B X」「TOUR B XS」の文字が見える。となれば、現行モデルである「TOUR B330 X」と「TOUR B 330S」の後継モデルと考えて良さそう。
プロモデルの場合、より硬いタイプをX表記するのが一般的なので、TOUR B Xは硬め。SはソフトのSであることが予想されるTOUR B XSは軟らかめのボールであると思われる。
プロたちは早速このボールの実戦投入を開始している。プロたちには「X」が人気なようで、宮本勝昌、宮里優作、池田勇太といったそうそうたる顔ぶれが、「TOUR B X」のテストを開始しているようだ
「風に強い」(優作)「初速が伸びた」(宮本)
「率直な印象は風に強くて、初速がすごい出てる感じです。とりあえず今週使うんで、全英に向けて使っていきたいと思います」と語るのは宮里優作。全英オープンでも、どうやらこのボールで戦うようだ。
宮本は、トラックマン(弾道計測器)で測定したときに、初速の数値が伸びた点を評価。飛距離も数ヤード伸びているという。
まだまだ詳細なスペックは明らかになっていないこのボール。引き続き、調査を進めていく予定だ。
2017年7月4日17時24分、一部内容を修正しました