初日好発進の松山とケプカ。二日目以降の展望は?
こんにちは。ケンジロウです。イングランドのサウスポーとからお届けしております。
全英オープン初日が終わりました。皆さんテレビでご覧になっていましたか?
フリートウッド、叩いちゃいましたね。地元の声援がプレッシャーになったのか、ちょっと空回りしていましたね。抑えた球を打とうとしてフェアウェイのいいポジションから引っかけたりしてアイアンショットが安定していませんでしたね。
一方で同組の松山英樹とケプカは安定感ありましたね。グリーンに近づけば近づくほど安定していました。なかなかボギーを打つ気配がない。
これがメジャーで1位と2位を出した選手の実力なんでしょうかね。初日2アンダー(12位タイ)発進というのはメジャーではかなりいい立ち上がりと言えます。
では今日のプレーは何が良かったのか? 現場で松山選手の組に18ホールついて回っていたレックス倉本プロ(ゴルフチャンネル解説員)に解説してもらいました!(^^)!
「全米オープンから好調を維持していますが、松山選手にとっていま唯一のウィークポイントと言えるかもしれないのが、ドライバーショットですよね。でもこのコースはドライバーを使う機会が少ない。そうなるとまず大崩れはしないですよね。ドライバーを使うとしてもこのコースはフック系かスライス系か球を決めて打ちやすい。例えば今日の16番は左サイドのラフが刈りこんであるので左サイドがOKですからフック系の球で攻められる。そこにいったとしても2打目が狙っていけるんですよ。実際今日は16番を左に曲げましたが、そこから2オンしてしっかりとパーを拾っていました」
2打目以降の安定感は抜群ですからね。今日もアゲンスト、フォローに対しての距離感のジャッジが素晴らしかったです。簡単にやっているようですが、さすがのマネジメント力ですね。
それとパットの距離感もよかったですね。『パットの調子が悪かったけど、朝の雨でグリーンが重くなっていたので、それでしっかりと打てたと』本人が言っていました」(レックス倉本)
今日のラウンドを振りかえってみるとティショットはスリクソンの3番アイアンかテーラーのM2ツアーアイアンを多用していましたね。
3番ホールなどはロングアイアンで310ヤード地点まで飛ばしていました。フォローというのもありますけど、アイアンでそこまで飛ばしちゃうから凄いですよね。ちなみにケプカもほぼ同じような攻め方でしたよ~( 一一)
明日の予選ラウンド2日目、松山選手は午後のスタート。今日は天気に恵まれていましたが、明日は天気が荒れる予報が出ています。
日本勢はイーブンの宮里優作選手、1オーバーの池田選手が奮闘していますね。
谷原選手は7オーバーと出遅れましたが、明日の巻き返しに期待したいです!(^^)!
写真/姉﨑正