通過者は19位タイまでの22名
こんにちは! バンキシャM子です('◇')ゞ 本日はLPGA最終プロテストの最終日。「黄金世代」とも言われている顔ぶれが集まるということで、ゴルフメディアのみならず、多くのテレビ報道陣も訪れていました。戦いの舞台となったのは、富山県の小杉カントリークラブ。2018年の日本女子プロが行われる会場です。
今回のプロテスト出場者の中には、すでにレギュラーツアーを経験している子たちも多く、勝みなみさん、臼井麗香さん、原英莉花さん、脇元華さん、川﨑志穂さん、沖せいらさん、新垣比菜さんなど、そうそうたる顔ぶれ。
とはいえ、プロテスト独特の雰囲気に、気負ってしまった選手もいるかもしれません。最終ホールが終わった途端に涙を流す選手、大喜びで両親と抱き合う選手、自分が通るか通らないかの瀬戸際で一生懸命祈る選手。最後まで何が起こるかわからない。それがプロテストなんです。
トップは11アンダー。しかも3人
それではまず、成績とともに通過者をご紹介します。
-11 松田鈴英・立浦葉由乃・沖せいら
-10 西畑萌香
-8 小倉ひまわり・植竹希望
ー7 吉本ひかる
ー6 新武瑠衣
ー5 勝みなみ・金澤志奈・新垣比菜
-4 川﨑志穂・淺井咲希・井上りこ・吉川桃・小滝水音
ー3 坂下翔子・田村亜矢
-2 中井美有・小祝さくら・三宅百佳・松原由美
以上の22名でした。例年だと「アンダーでておけば通る」と言われているプロテストですが、1アンダーでも通らなかったということで、さすがの黄金世代。かなりレベルの高い戦いでしたね。
11アンダーでトップ通過! レギュラーツアーでもお馴染みの沖せいら“プロ”のコメント
沖せいらさん、もとい、沖せいらプロといえば、翌年の出場権を賭けた2015年度のファイナルQT(予選会)で4日間首位の座を守り抜き、完全トップ通過をした経験があります。その資格で昨年はレギュラーツアーにほぼフル参戦。プロの試合の場を一足先に味わっています。レギュラーツアー・ステップアップツアー、どちらでもよく名前を見ることがありましたね。今日はそんな沖プロのコメントをどうぞ。
M子:トップ通過おめでとうございます! 今日のプレーはご自身としてはいかがでしたか?
「ありがとうございます。両親は『通過すればいいんだから欲張るな!』って言ってくれて、緊張せずに済みましたね(笑)今日のプレーとしては、ショットよりもパットが良かったと思います。パットは自分の課題でもあったので、ここで決めることができて満足しています」
M子:パットのどのような部分に気を付けたんでしょうか?
「ゆっくりとストロークすることを心がけて、リズム感を大切にしました。打ち急がないようにって。今日も前半は1ボギーでノーバーディ。ただ、後半はこれじゃいけないと思ってパットを意識して、6バーディを獲ることができました。気づいたらトップ通過で……」
M子:トップ通過を意識してはいませんでしたか?
「そうですね。自分でも結構びっくりしています。ただ、今回は濃いメンツがそろっているプロテストだったし、やはり年下の子も多かったので、『負けられない!』とは思っていました」
M子:プロテストは何回目ですか?
「2回目ですね。一昨年受けているんですよ。昨年はQTの資格でレギュラーツアーに出られたから、プロの試合の中で頑張ってみようと思ってプロテストは受けなかったんです。一昨年に受けたときと比べて、ショットが曲がらなくなりましたし、ラインも外さなかった。それに今日はカート道ではねても、OBゾーンと逆側にはねたりしてラッキーも多かったです。今回のプロテストのメンツは“黄金世代”なんて言われていますからね。同期に負けずに、これからも頑張って行こうと思います!」
とのことでした。実に心強い選手がプロの仲間入りをしました! ぜひみなさんも応援してあげてくださいね!(^^)!
沖プロの他にも、新しくプロ入りした顔ぶれにインタビューを敢行しましたので、今後みんなのゴルフダイジェストの中で選手紹介とともに取り上げさせていただければと思います! 新しいプロたちの応援、今後のLPGAをさらに盛り上げるためにも、みなさんよろしくお願いいたします! M子も頑張ります('◇')ゞ
写真/小林司