ハーフターン時にアンダーパーが2名。関西人は小技が上手い!
よみうりショートコースは最短61ヤードから最長136ヤードの丘陵コース。出だしの1番73ヤードの打ち下ろしから83ヤードの打ち上げ名物ホールの18番まで、アップダウンがあるため、打ち上げ・打ち下ろしを計算しつつ、微妙な距離感を合わせられるかが勝負のカギとなった。
トップスタートの高橋貴亘さんと9組目でスタートした田中訓さんの2名が2アンダーでハーフターン。それをイーブンパーまでの5人が追いかける。2016年大会よりもハイレベルな展開が繰り広げられた。
関西ならではのアップダウンの強いコース。さらに芝目の強いコーライグリーンが選手達を苦しめる。そんな熱暑の全日本ショートコース選手権関西大会を制したのは……!
「関西の小技王」に輝いたのは……!
関西大会の優勝は田中訓さん。25・27トータル52、2アンダーで見事前半のリードを守りきり、関西大会の頂点に立った。よみうりショートコースでハンディキャップも取得している田中さんは「アプローチが良くなかったが、パットがかなり良かったですね。最長で約10ヤードのバーディパットを決めることができました」と興奮気味に語ってくれた。今大会スコア52は田中さんのコースレコードだという。
田中さん以下、アンダーパーは3名。予選通過はワンオーバーまでというハイレベルな結果となった関西大会。伝統的に関西出身のプロは小技の名手が多いというが、“小技の関西”を印象付けるような大会結果となった。
「夏の甲子園」の開幕まで約10日、関西の小技自慢たちの緑の上の甲子園が終わった。
残る予選は中部大会と中四国大会
残る予選は、9月16日(土)中部大会の長島スポーツランドと9月30日(土)・10月1日中四国大会の伊予カントリークラブの2会場となった。一度参加するとクセになるショートコース選手権。競技ゴルフ未経験でもご心配なく! 参加しております。是非、気軽にエントリーを!!