牛タンやビーフシチューなど洋食が有名なのが、神奈川県・富士屋ホテル仙石GCのレストラン。実は坦々麺も美味しいって知っていただろうか? 富士屋ホテルが経営しているだけあって、本格的な冷やし坦々麺をいただくことができる。日本で2番目に古いパブリックコースで食べる冷やし坦々麺は絶品だ。
ゴマだけでなく“出汁”が効いているスープ
夏に食べたくなる冷やし系の麺といえば、ざるそばやそうめん、冷やし中華などを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、仙石GCでは冷やし坦々麺を食すことができる。老舗ホテルの富士屋ホテルが経営していることもあり、本格的な坦々麺を提供してくれる。今年で100周年、日本で2番目に古いパブリックコースと歴史あるゴルフ場で食べる冷やし坦々麺は絶品だ。
坦々麺の王道であるゴマベースでありながらも、坦々麺では珍しい動物系の出汁の効いたスープが、9ホールを終えたゴルファーたちの食欲を掻き立てる。“冷やし”坦々麺の通り、冷たいスープが疲れた体を刺激し、午後のプレーへの活力を与えてくれる。辛いのが苦手な人にもやさしく、辛味タレは別になっており、自分好みの辛さに仕上げることができるのもポイント。
坦々麺の具であるひき肉がドンっと中央に乗っているので、スープにほぐしてから食べるのがオススメ。麺はしまっており、コシが強く歯ごたえもしっかりしている。太さが細いのでのど越しも良く、つるつるっと食べやすい。
セットで付いてくるカニ玉丼もここ(仙石GC)ならではのもの。ズワイガニを使ったカニ玉を白飯の上に贅沢に乗せた一品。とろっとした卵がご飯にとてもマッチしている。坦々麺の〆に食べたくなるサイズも魅力的。これ、「おまけ」の枠を逸脱した美味!
夏に冷たい麺を食べたくなるのはゴルフ中でも同じ。仙石GCに来た際は、ぜひ冷やし坦々麺をご賞味あれ!