女子ツアーイチのトリッキーコースで「ドラゴン」がお出迎え
こんにちは! バンキシャM子です('◇')ゞ 2017年9月1日から3日間行われるゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント。ゴルフ5レディスがオークビレッヂで行われるのは初めてということで、コースについて調べてきましたよ!
このゴルフ5カントリー オークビレッヂのコース設計は奇才と言われるデズモンド・ミュアヘッド。オークビレッヂは各ホールがアーサー王伝説をモチーフにデザインされていて、各ホール毎に伝説にまつわるネーミングがあるのが特徴です。その中でも有名なのは10番ホール。「セント・ジョージとドラゴン」という名前がついています。
ティグラウンドに立つと目の前に見えるのはふたつの大きな目と大きな口……のようなバンカー。フェアウェイはうねり、落としどころによってはラフに弾き飛ばされます。何人も近づけさせない“ドラゴン”のような雰囲気を醸し出していますね。
ホールとしては打ち下ろしのまっすぐなパー4。左は池、右はOB、うねりのあるフェアウェイ。ティショットの落としどころからシビアな難ホールです。
絶対に入れてはいけないバンカーが、そこ(17番)にはある
そして、上がり3ホールのうちのひとつ17番のパー3には日本一あごの高いバンカーが待ち構えています。その高さは6メートル以上。どのプロも練習ラウンド中に「もしこのバンカーに入れてしまったら」を想定した練習をしていました。人によっては一度では出せず、2打、3打……。絶対に入れてはいけないバンカーだと言えるでしょう。
肝心のグリーンは手前に向かってうねっており、これまた落としどころがシビア。ピンの切りどころによってはスコアを伸ばすのは難しいかもしれません。
ホステスプロである穴井詩プロも、このバンカーを警戒していました。
「絶対に入れたくない。打ち下ろしでもあるので、このバンカーにいれたら目玉になる可能性も。バンカー内にもグリーンに向かって打てる場所と打てない場所があるので、このバンカーにだけは入れないように注意します。もしグリーンに向かって打てないところに目玉で入ってしまったら、一度バンカーから出して打たないとさらに大ケガしますね」
と、ディフェンディングチャンピオンでさえ恐れおののくホールなのは間違いなさそうです。最終日の上がり3ホールでは、予想外のドラマが生まれるかもしれませんね。大型台風が近づいているという予報もあり、波乱含みの一戦になることは間違いなし! 最後まで耐えきった選手が勝利を手にすることができるのでしょう。
現地に行くかたもテレビで見守るかたも、ぜひこの17番のバンカーに注目してみてくださいね!