日本で初開催のPGAツアーチャンピオンズ「JAL選手権」は、首位に3打差の3位から出たコリン・モンゴメリーが67で回り逆転で同ツアー5勝目を挙げた。かつて欧州ツアーで7年連続賞金王にも輝いたレジェンドプレーヤーのスウィングを、チェックしてみましょう。

手を使わずに体の中心を回転させる“スウィンガー”

流れるようなスウィングが特徴のモンゴメリー。まず注目すべきは、その始動の部分です。写真を見てください。手元の方が先に動いてヘッドが置き去りにされているように見えませんか? 

画像: ヘッドを「置き去り」にするテークバックには、手打ちを防ぐ効果がある(写真は2016年の全英シニアオープン)

ヘッドを「置き去り」にするテークバックには、手打ちを防ぐ効果がある(写真は2016年の全英シニアオープン)

ヘッドから始動するアーリーコックのスウィングとは真逆の動きで、このように始動するためには手を動かさずに、体の中心を回転させる必要があります。多くのアマチュアゴルファーは、手でヒョイっとクラブを上げてしまいがちなので、モンゴメリーのこの始動のやり方は、とくに手打ちで飛距離不足に悩むアマチュアゴルファーには参考にして欲しいポイントです。このような動きには、手打ちを防ぎ体の回転で打ちやすくなる効果がありますから。

さて、この「ヘッド置き去り」の始動のやり方からも、モンゴメリーがフィニッシュまで柔らかく振り抜くスウィンガータイプのプレーヤーであることが伺えます。そのことにより、モンゴメリーのスウィングは全盛期と比べても正直あまり変化がありません(笑)。

ボールをハードヒットするタイプの選手は、どうしても年齢に応じて飛距離が落ちたり、スウィングにキレがなくなったりしますが、スウィンガータイプはスウィングが“長持ちする”と言ってもいいかと思います。

54歳、まだまだ老け込むには早い年齢です。シニアになってますます元気な“モンティ”を、もっともっと見せてもらいたいですね。

写真/姉崎正

キャロウェイ

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