ソールを“滑らせる”アプローチが一番寄る!
「時代が進むにつれてウェッジでの“寄せ方”も少しずつ変わる。その中で、アプローチの苦手な人は軌道やインパクトイメージに問題がある」と、アプローチの名手・藤田寛之プロは言う。
「以前は、僕もクラブを鋭角に入れて、低い球で“キュキュッ”と止めるアプローチばかりやっていたけど、ウェッジもボールも変化したことで、自然とソールから接地させて、ボールの下に刃をグッと入れる感じの打ち方になりました。ミスなく寄せられるし、練習量が少ない人にもオススメです」(藤田)
そんな今どきアプローチを武器にする“脱ハンドファースト”世代の今平周吾プロや、畑岡奈紗プロ、ギアの変化に伴ってアプローチを変えた池田勇太プロなどから、ソールを滑らせて高さで止めるアプローチを学ぼう!
突然の“ドライバーの大乱調”を直す素振りがある!
ラウンド中にいきなり訪れる、引っかけやプッシュアウトなどのドライバーのミス。
「このミスから立ち直るためには、ラウンド中に唯一できる練習である“素振り”を有効的に使うことが大切」と言うのは、ツアー優勝経験のある甲斐慎太郎プロ。
大切なのは、ミスの原因の傾向を把握し、それに応じた素振りをすること。甲斐プロオススメの素振りを取り入れることで、きっと調子を取り戻せる。「いろんなミスが出て原因がわからない」という人もご安心を。そんな人はリズムが乱れている可能性が高い。リズムを整えてくれる特効薬になるという“ループ素振り”がいいんだとか。ぜひご参考に!
松山英樹プロの強さヒミツは “ゴルフIQ”の高さにあった!
調子が悪くてもスコアをまとめてくる松山英樹プロ。これは松山英樹プロの“ゴルフIQ”がズバ抜けて高いから、と米ツアーで話題になっているのだ。でも、そもそも“ゴルフIQ”って何?
“ゴルフIQ”とは「あらゆる状況を把握して、最高の判断ができること」であり、これがスコアの安定をもたらしてくれるということだ。
コース上の自分を俯瞰で見る“鳥の目”を意識してプレーするなど、松山英樹プロの“ゴルフIQ”を学んで、18ホール崩れないゴルフを手に入れよう!
大切なのは“振り方”ではなく“当て方”だった
ゴルファーにとっての大きな悩みである飛距離不足。今回の特集では、“インパクトを磨く”ことで飛距離をアップさせる可能性に迫った。
実際に、ヘッド速度がそれほど速くない女子プロがなぜアマチュアより飛ばせるのか。そこで、アマチュアと女子プロのインパクトをハイスピードカメラで撮影、するとヘッド速度は同じでも20ヤードの差がつく原因が明らかに!
飛距離の差を生む原因は“ボールを押し込む”チカラの差だとわかった。分析の結果を受けての細川和彦プロによる“押し込む”インパクトのレッスンなど、インパクトを磨いて飛距離を伸ばすためのコツが目白押しだ!
コツをつかめばラフより簡単なFWバンカーの新常識
ティショットでそこそこ飛んだのにFWバンカーに入ってしまった。そんなときもう2オンは無理だとあきらめていないだろうか?
ショットメーカーの宮瀬博文プロによると、「スウィング中、右肩は絶対に動かさない。右肩を支点として振り子運動で振っていくことで、常にクリーンヒットする打ち方になります」とのこと。その他にも、FWバンカーでダフらないレッスンを紹介。これを読めばもうFWバンカーを恐れることはないぞ!
この続きは、現在発売中の月刊ゴルフダイジェスト2017年11月号(2017年9月21日発売)でチェックしよう!