2017年の全日本ショートコース選手権「中四国大会」は参加人数多数のため、9月30日・10月1日の2日に分けて開催された。全日本決勝へは初日と2日目の上位者計10名が進出できる。2日間ともに晴天で風もなく、絶好のコンディション。昨年の小技日本一を輩出した中四国大会兼全日本予選、今年は誰が全国への切符を手にしたのか……!?

初日のトップは4アンダー 

伊予CCは1番から9番まで名物ホールを集めたようなすべてが特徴のある9ホール(パー27)。打ち上げや打ち下ろしの距離感・アゴの高いバンカーが選手たちを苦しめ、速くて傾斜のある自慢のベントグリーンの前では簡単にはパーを取らせてはくれない。

積極的にピンを狙えば、バーディも出る代わりに簡単にボギーも叩く、このコースから全日本覇者を輩出したのも納得のコースレイアウトだ。競技は9ホールを2周した合計のスコアで争われた。

初日は「24・26」のトータル50の4アンダーというビッグスコアを、昨年も全日本大会に出場した実力者・玉井文利選手が叩き出す。

初日の段階では、決勝大会進出の権利はマッチングスコア方式により9オーバーまでの10名。2日目の出場者のスコアも合算し上位10名が権利獲得となるので、カットライン上の選手は、何度も自分の順位を確認する姿が見られた。

画像: 10番パー3 78ヤードはやや打上げで左手前にはバンカーが待ち構える

10番パー3 78ヤードはやや打上げで左手前にはバンカーが待ち構える

2日目は、初日より多い参加者が! 中四国大会を制したのは………!?

2日目も天候は良く、気持ちのいいゴルフ日和。初日より参加者が10名程、多く順位の変動が起こりそうな予感の中、続々と選手達がスタートしていった。

この日も参加者達が口を揃えて「グリーンが速い……」と苦労している姿が印象的だった。

画像: 管理が行き届いた コース自慢のベントグリーン

管理が行き届いた コース自慢のベントグリーン

そんな中、2日間を通して行われた中四国大会の優勝を飾ったのは、初日にビックスコアで上がってきた玉井文利選手。「優勝できてうれしい。7つもバーディがとれて楽しかった」と、終わってみれば2位に4打差の圧勝劇に喜びの表情を浮かべていた。

昨年の全日本大会を制した「現・小技日本一」の生田瑞貴選手も4位と安定した成績で予選通過。

「昨年はディズニーランドに行ったりと家族旅行もかねて参加しました、今回も楽しみながら参加しています。今年も優勝して全日本連覇したい!」(生田さん)。

チャンピオンも連覇達成を目標に関東へ乗り込んでくる。今年の全日本決勝大会でも中四国旋風が巻き起こりそうな気配だ!

画像: 2位に4打差をつけて圧勝した中四国大会優勝の玉井文利選手

2位に4打差をつけて圧勝した中四国大会優勝の玉井文利選手

画像: 2日目は、初日より多い参加者が! 中四国大会を制したのは………!?

5月から始まった全日本ショートコース選手権もいよいよ敗者復活戦を残すのみとなった。10月28日のファイナルに向け、いよいよ最終段階だ。

また、本年度も11月から「ショートコース選手権ダブルス」を開催。2017-18シーズンは11月から月1回予選を開催。決勝大会は2018年3月にトライレイクGC(茨城県)にて行われる。同じく11月に大阪1日大会も枚方CGアベニューで開催される。詳しくはHPをチェック!

This article is a sponsored article by
''.