飛距離アップにはヘッドスピードを上げるのが近道。そして、「切り返しのときに、左目が“下”にあるとスウィングのスピードは上がります」と武市悦宏プロは言う。左目を下にすると、クラブを上から下に振りやすくなり、クラブの落下速度を味方にすることができるというのだが……一体どういうこと?

クラブが落下する重力を味方につける

ご存じのかたもいらっしゃるかもしれませんが、ドライバーの総重量はおおよそ300グラム。たった300グラムとはいえ、筋力だけに頼って振り回してはヘッドスピードは思った以上に上がらない。ヘッドスピードを上げるには「筋力以外の力を利用することが大切」と武市プロはいう。

ヘッドスピードアップのために利用する筋力以外の力――たとえば“重力”だ。クラブを振り上げ、トップまで到達したあとは、ボールへ向かい上から下へと振りおろす。このとき力で引き下ろすのではなく、重力を生かすことが飛距離アップには重要。そのポイントは切り返しのときの左目にあるという。

画像: #13『クラブの落下速度を利用する』武市悦宏のドライバー飛距離アップの極意【ゴルフライフwithTOYOTA】 youtu.be

#13『クラブの落下速度を利用する』武市悦宏のドライバー飛距離アップの極意【ゴルフライフwithTOYOTA】

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重力を生かしてクラブを振り下ろすためには、切り返しときに左目の使い方が重要になるという武市プロ。その理由を次のように説明する。

画像: 切り返し時の左目の使い方が重力を味方につけるポイント

切り返し時の左目の使い方が重力を味方につけるポイント

「クラブがボールから一番高く離れた位置にあるのがトップ。ここからボールまでクラブが落下する重力を妨げることなく、さらに自分の筋力もプラスして振り下ろすためには、トップからダウンへ入るときの切り返しで、左目でボールを見ることが重要です。できればクラブが右腰あたりに下りてくるまで左目でボールを見続けるといいでしょう。

逆に右目でボールを見てしまうと、クラブが下から入ってきてしまうため、インパクトであおり打ちになってしまいます。クラブが下から上に動くため、重力に逆らうことになるわけです。これでは効率がよくありません。

切り返し以降は、左目でボールを見ること。そして、トップからインパクトまで一気に上から下へ振り下ろすこと。そうすれば、重力が生きるので、無理に力を入れなくてもヘッドスピードが上がり、おのずと飛距離も伸びること間違いありません」(武市)

飛距離アップに限界を感じている方は、重力を味方につければもっと飛ばせるかもしれない。ぜひ、試してみよう。

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