2017年の「全英オープン」で惜しくもJ・スピースに敗れ2位となったマット・クーチャー。ブリヂストンオープン出場のため来日中のPGAツアー7勝を誇る39歳のベテランに、ともにツアーで戦ってきた松山英樹と石川遼について聞いてみた。

ヒデキとのラウンドは楽しみしているんだ

みんなのゴルフダイジェスト編集部(以下、編集部):「ブリヂストンオープン」への参戦、大変嬉しいです。日本のゴルフファンもあなたのプレーを楽しみにしています。

マット・クーチャー(以下、クーチャー):こちらこそ、僕も楽しみにしていました。

編集部:さて、2017年は松山英樹がPGAツアーやメジャーの舞台で活躍しました。ともに戦う立場から、松山のことをどう思いますか?

クーチャー:ヒデキはとてもナイスガイだし、ゴルフでは弱いところがない。とても強いドライバーショット、アメイジングなアイアンショット、ショートゲームもいいですね。英語も大丈夫だし、会話もよくします。彼と回るのはとても楽しいんですよ。

編集部:松山英樹もあなたと同じように来季メジャーでの勝利を期待されています。

クーチャー:日本のファンも期待しているでしょうね。メジャーだけでなくPGAツアーでも活躍すると僕も思います。

画像: ブリヂストンオープンの会場で、丁寧にサインにも対応していた。うーん、ナイスガイ!

ブリヂストンオープンの会場で、丁寧にサインにも対応していた。うーん、ナイスガイ!

編集部:残念ながらPGAツアーのシードは失ってしまいましたが、石川遼に関してはどんな印象を持っていますか?

クーチャー:彼のデビュー当時に何度か回ったことがありますよ。若くて才能あるプレーヤーですから、もう少し安定感を出すことができれば、PGAツアーでも活躍できると思います。

編集部:最後にギャラリーから”クーッ!”と掛け声をかけられることについてはどう思ってますか?

クーチャー:あれはすごく嬉しいんです。父も祖父も同じニックネームだったし、あの応援が勇気づけてくれるんです。もちろん日本でもそう呼んでくれたら嬉しいですね。

インタビューしていて、本当にナイスガイという雰囲気が伝わってきたクーチャー。ブリヂストンオープンの会場に足を運んだ際は、ぜひ彼に“クーッ!”と声援を送ってみよう。

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