トッププロがこぞって使うのには理由が合った
タイガー・ウッズやロリー・マキロイとのクラブ契約。セルヒオ・ガルシアのマスターズ制覇などゴルフ界に話題を振りまいた2017年のテーラーメイド。トッププロが愛用するテーラーメイドのドライバーのうち、「レシート ナンバーズ キャンペーン」では4つのクラブが対象となっている。
まずは「M1」から紹介していこう。「M1」は「M1 460」(以下460)が発表された後、小ぶりヘッドの「M1 440」(以下440)がラインナップされ、2タイプが展開されている。「440」はヘッド体積が小さいために重心距離が短く、フェースを返しやすいクラブ。
「ターゲットに構えやすく、打ってみても球を押し出す力が強くて、『ギューン』という感じで飛び出していく。イメージ通りで打ちやすい」(試打者の五十嵐瑞江プロ)
「ヘッドの顔、座りがよく、とても構えやすい。スピンが少ないストレートな弾道をイメージして打つのがいいと思います」(同・伊丹大介プロ)
一方、「460」は低スピン・高弾道の球が打てるが、ヘッドスピードが速いほうが性能の恩恵を受けやすい。「球がフェースにくっついて押す力が強い」と伊丹プロが言うとおり、球がフェースに吸いつき、押し出すように飛ばす打感で、ボール初速が速い。
スウィートエリアが低い位置にあるので、スピン量も抑えられる。スウィートスポットエリアも広いので、ミスにも寛容的。ヘッドが大きく安心感があるので、思い切って叩きにいけることが魅力のクラブだ。
「ヘッドが大きく安心感があります。シャローなヘッドで芯が横に広いと思います。ボールは上がりやすく、高くて重い球が打てます」(伊丹)
「打感が柔らかく、“パーン”という弾き感は少ないが球に力がある。アスリートは好きなんじゃないかな。振りやすいです」(試打者で、ベテランの江本光プロ)
「M2」はマスターズでワンツーフィニッシュを成し遂げた
テーラーメイドの「M2」ドライバーは、2017年のマスターズで優勝したセルヒオ・ガルシアと、そのガルシアにプレーオフで敗れ2位だったジャスティン・ローズが使用したことで、「マスターズをワンツーフィニッシュしたクラブ」として人気が爆発したクラブ。
「弾道でいえばパワーフェードが打ちやすいドライバーです。重心は深く球は上げやすい。キャリーで飛距離を伸ばしたい人向きですね」(江本)
「座りがいいので、ターゲットに構えやすいです。打感もよく『M1』に比べて叩けるモデルだと思います」(五十嵐)
女子ツアー、シニアツアーで大人気の「グローレ F」
構えたときの白いクラウンがヘッドをより大きく見える視覚効果に加え、芯を外しても曲がらないほど直進性が高く、アゲンストにも強い。ヘッドスピードがそこまで速くない人でもやさしく飛ばすことのできるクラブだ。松森彩夏をはじめとした女子プロやシニアではジョー尾崎など、ツアープロにも大人気なのが「グローレ F」。
「クラブが軽めで振りやすく、ヘッドスピードが上がる感じがします。弾きがよく高弾道で、とくにキャリーが出ます。飛距離性能は高いですね」(江本)
「テーラーメイドのクラブでは珍しくフックフェースで、つかまって強いドローが打てますよ」(五十嵐)
この記事は、発売中の週刊ゴルフダイジェスト2017年11/7号「新作ドライバーとことん試打!」より。他にも注目の新作ドライバーのデータがすべて載っているので、気になる人はチェックしよう。
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写真/青木慶太、三木崇徳