こんにちは! バンキシャM子です。「わきを締めて打つ!」というのはよく言われることですが、その悩みはプロもアマチュアも同じ。今回はわきを締めるために一風変わったものを使っていた堀琴音プロをご紹介します。
2017年のTOTOジャパンクラシックの練習日、首からグローブを下げて練習している堀琴音プロを発見。これ、なんのためかわかりますか?
答えは、右わきに挟んだグローブが落ちないようにするため。首に下げているグローブを右わきに挟み、そのままショットするという練習をしていました。この“グローブネックレス”どうやら手作りみたいです。
![画像: 右わきに挟んで練習している堀プロ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/11/15/db36d33904f53a414d1c2b7dd99324eb92d6cebd_xlarge.jpg)
右わきに挟んで練習している堀プロ
堀プロがグローブをひもにつけず、わきに挟んで練習をしている場面に出くわしたことがあるので、グローブが落ちてしまわないように工夫していたんですね。
わきにグローブを挟むというのは、プロたちの間では割とポピュラーな練習。世界トップランカーのローリー・マキロイもわきにグローブを挟んで練習しているところが時々見かけられます。
![画像: マキロイは左わき](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/11/16/c0c1421210850890ede884eb95112954113a8d8a_xlarge.jpg)
マキロイは左わき
我々アマチュアも真似できるので真似したいところですが、あれ、堀プロは右わきに、マキロイは左わきに挟んでいますね。どういうときに右わきに挟んで、どういうときに左わきに挟めばいいんでしたっけ? みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修に聞いてみました。
「右に挟むのはトップでわきが開かないようにするためです。トップがコンパクトになり、手を使い過ぎない、しっかりと体を使ったスウィングになるという効果があります。左に挟むのは切り返し以降のダウンスウィングで手の使い過ぎを防ぐためです。切り返しで手を使い過ぎるとカット軌道になったり、クラブが寝て手元が浮くなどしてしまいます。課題に合わせて、どちらに挟むかを変えると効果的ですよ」(中村)
ということでした。思いあたる節があるみなさんも、ぜひ試してみてくださいね!