キャロウェイのドライバーといえば、2017年最大の話題作と言える「EPIC」シリーズ。思い返せばEPICもちょうど昨年の今頃USGAのリストに掲載され、正式発表の前から「ジェイルブレークテクノロジーとは一体なんだ!?」と憶測を呼んだ。
謎のドライバー、ROGUE。ヘッド後方のウェートが深重心を予感させるが、性能は不明
www.usga.orgそして、今年新たにリストオンしたのが、「ROGUE（ローグ）」と書かれたヘッドだ。ギアに興味のある方なら一目でわかるだろうが、この写真から、この「ROGUE」には「EPIC」に採用されたジェイルブレークテクノロジー、すなわちフェースの後ろに“二本の柱”を立てることで反発性能を高めるという、EPICを大ヒットに導いたテクノロジーが搭載されていることが見て取れる。つまり、このROGUEはEPICの派生モデル……？ あるいは後継機種、もしくは進化版……!?
可能性は無数にあるので、まずは正面からキャロウェイに問い合わせてみたが、答えは「現段階でお答えできることはありません」というもの。仕方がないのでROGUEという言葉の意味を調べてみると、悪党、ゴロツキ、といった意味があるのだとか。謎は深まるばかりである。
ROGUEのサブゼロ。締まったヘッド形状に見える
ちなみに、USGAのリストには、ROGUEという名前で2本のドライバーが掲載されている。EPICと同様、プロ仕様というイメージの「サブゼロ」バージョンが、このROGUEにも存在するようだ。
クラブがUSGAの公認リストに掲載されたということは、ゴルフクラブとしてルール適合が認められたということで、ツアープロモーションをはじめとした“お披露目”が近づいていることを表す。大ヒットとなったEPICの“次の一手”であるROGUE（という名称だと思われるクラブ）に関しては、引き続きウォッチしていきたい。
