こんにちは、バンキシャM子です。2017年12月5日に東京都日比谷の「ドライビングレンジ日比谷」にて、イ・ボミプロによるファンイベントが行われました。トークショー、シミュレーションゴルフを使ったドラコン大会、イ・ボミプロのひと言レッスンなど、ファンには垂涎モノの催しものばかりでした。
そんな中、トークショーで2017年を振り返ったイ・ボミプロ。夏頃は思い通りのゴルフができなくて「もうゴルフをしないほうがいいのかな」と思い詰めていたと告白。
「思い通りのショットができず、それによってパットの集中力もなくなっていた。そんな中でもCATレディースで1勝できたのは、多くの先輩方のアドバイスによるものです」と話した。その中でもとくに、樋口久子プロ(日本女子プロゴルフ協会相談役)からの言葉に助けられたという話をご紹介します。
「8月のmeijiカップのときに初めてプロアマでご一緒させていただいて『調子はどう?』と声をかけていただきました。そのときは『まあまあです』って言ったんですけど、私は予選落ち(笑)。次の軽井沢でも樋口久子さんとプロアマでご一緒させていただいたんですが、そのときにも気にかけてくださいました。難しいアドバイスをしてもらった訳ではないのですが、『どうしてバックスウィングで手を使っているの?』って。それでハッとしました」(ボミ)
樋口久子プロのひと言がきっかけでその次の週のCATレディースで優勝できたと話すイ・ボミプロ。
「練習のたびに来てくださって、シンプル・イズ・ベストだということを教えてもらいました。確かにその時の私はバックスウィングを手で調整していましたから。でも気づけなかった。本当に感謝しています」(ボミ)
また、「2年連続賞金女王」という肩書に対するプレッシャーもツラかったと吐露しました。
「プレッシャーがすごかったです。みんなの期待は嬉しいけど重かった。プロとしていいプレーを見せたいというのはもちろんなんですが、結果が伴わなくて……。体は元気なんですけど、心が痛くて。正直、今年は(優勝の)チャンスないなと思っていました。でも樋口久子さんを始め、多くの先輩が声をかけてくださって、私だけの力じゃなくてチームで乗り越えられました」(ボミ)
いつも笑顔のイ・ボミプロなだけに、ファンのみなさんも心配そうな顔で見つめていました。今週いっぱい日本で仕事をし、その後は韓国に帰るというイ・ボミプロ。「美味しいモノをたくさん食べて、またウェイトトレーニングから始めていこうと思います」と最後は笑顔で締めくくりました。
1月からは合宿に入るというイ・ボミプロでしたが、年末までの間に身も心もリフレッシュして、また来年も日本女子ツアーを盛り上げる素敵な笑顔を見せてほしいですね!