2017年は念願の初優勝を挙げ、獲得賞金も1億円を越えランク6位で終えた今平周吾が、日ごろサポートしてくれているスポンサーや関係者を招いて感謝の集いを開催した。その中で今季見つかった課題と来季への意気込み、そして同世代の選手たちへの思いを語ってもらった。

「松山さんはパワーがすごい。石川(遼)さんからは強い意志を感じました」

ーー今季を振り返ってどんなシーズンでしたか?

今平:今季の目標は1勝を挙げることでしたので、それを達成できたことには満足しています。でも2勝目を挙げられなかったことをしっかり分析して来季を迎えたいですね。ショットについてはシーズンを通して安定していたと思います。パーオン率もよかったですし、でもアプローチとパットのレベルを上げることが大事だと思っています。

ーーどんなところで、ショートゲームの向上が必要だと感じましたか?

今平:やはり、簡単なところからの寄せを簡単に寄せられる技術というか、難しいところは誰にとっても難しいので。簡単なところからの取りこぼしがないようにしたいですね。キム・キョンテさんや片岡大育さんなど、本当にそのあたりを取りこぼさないので、見習いたいですね。オフの間はショートゲームの練習量をしっかりと増やします。

画像: 充実のシーズンを振り返り、来季への課題を語ってくれた

充実のシーズンを振り返り、来季への課題を語ってくれた

ーー来季の目標は?

今平:最低、今年以上の成績を挙げること。そして2勝目、3勝目を挙げられるようにしたいですね。

ーーライバルはいますか?

今平:とくに誰がライバルとかは考えてないです。ゴルフは個人競技なので、そのコースに対する目標スコアを設定して打ち破りたいですね。ただ、同世代には負けたくない、現時点で負けている選手には追いつきたいと思っています。

ーー同世代というと、松山英樹や石川遼もいますが?

今平:松山さんは、やっぱりパワーが違う。来年すぐにあのパワーをつけられるかというとそうもいきません。もう少し長いスパンで考えて体を作っていきたいです。その中で自分なりのゴルフで戦いたいです。石川さんは予選落ちとかありましたが、目先のそれを目指していないというか、目標をしっかりと目指してそこに近づけるようにする、強い意志を感じました。そのあたりを学びたいですね。

2015年の賞金ランク24位から16年は10位、そして17年は6位と着実にランクアップ。若手の筆頭に成長してきた今平周吾。来季の活躍を大いに期待したい。

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