2013年にレッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した武市悦広といえば独自理論の“ツイスト打法”が代名詞。そのツイスト打法のキモとなるのが、今回のテーマである「かかと出し」だ。「ダウンスウィングの時に右足のかかとを前に出すことで、体にブレーキがかかりツイストします」と武市プロは話すが、一体どのように出せばいいのだろう? さっそく、見てみよう。

スウィングに強くブレーキをかける

女性やシニアなど、筋力がない人でも、“ツイスト”という動きを理解し、実践すれば、必ず飛距離が伸びるという武市プロ。“ツイスト”とは英語で「ひねる」という意味だが、どういう効果があるのか?

「私が説くツイストは、意図的にどこかをひねるのではなく、体のどこかにブレーキをかけることで、結果的にひねられる。それを狙った動きです」と武市プロ。

画像: #21 「究極のツイストかかと出し」 武市悦宏のドライバー飛距離アップの極意【ゴルフライフwithTOYOTA】 youtu.be

#21 「究極のツイストかかと出し」 武市悦宏のドライバー飛距離アップの極意【ゴルフライフwithTOYOTA】

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では、具体的にどのような動きをすればツイストができるのか?そのカギとなるのは、なんと「右足かかとの動き」。ダウンスウィングで右足かかとを前に出すと、下半身にブレーキがかかるので、ヘッドが急激に走ると言うのだ。

右足つま先を支点にかかとを動かす

ダウンスウィングで右足かかとを前に出し、スウィングにブレーキをかける“ツイスト”という理論について武市は次のように説明する。

「飛距離を出すには、インパクト前後でヘッドを加速させることが必要です。ただ、力いっぱいクラブを振っても、あまりスピードはあがりません。それより簡単で効果的なのが、スウィング中に体の一部にブレーキをかけること。ブレーキをかけると、そこが支点となりヘッドが走ります。これがゴルフにおけるツイストです。ブレーキのかけかたは、いろいろありますが、もっとも急激にヘッドを走らせることができるのが、ダウンスウィングで右足かかとをボール方向へ出す方法です。右足かかとを前に出すと、腰の回転が一瞬止まり、ヘッドが加速。同時にフェースターンもしっかり行われるので、飛距離が出るようになるのです。

画像: ダウンスウィングの時に右足のかかとを前に出す動きをすれば体がツイストする

ダウンスウィングの時に右足のかかとを前に出す動きをすれば体がツイストする

さらに、ヘッドが走ると振り遅れがなくなるので、体の正面でインパクトできるようになります。つまり、“ツイスト”には飛距離が出るだけでなく、ボールが曲がらないというメリットもあるのです。
ダウンスウィングで、右足かかとを出すときは、右つま先を支点にするとやりやすくなります。とはいえ、最初は右足かかとを前に出す感覚がつかみにくいかもしれません。その場合は、右足かかとが浮かないように意識することからはじめ、徐々にトライしていってくださいね」(武市)

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