「チームプロギア スペシャルラウンド」とは、プロギアの契約プロとアマチュアゴルファーの交流イベント。そして、プロたちの中でこの日一番注目を集めたのはなんといっても小平智だった。今後の日本男子ゴルフ界を背負っていく選手のひとりとして、ファンからはサインや質問攻めに。
そんな中、24日に2008年の賞金女王・古閑美保との結婚式を控えている小平智に「結婚式直前」の心境を聞いてみた。
みんなのゴルフダイジェスト(以下、GD):イベントお疲れ様です。一般ゴルファーの方々と回ってみていかがですか?
小平:今回ここに来ている方々は(プロギア主催のアマチュア競技)「プロギアRSカップ」の上位者ですからね。みなさん上手い人ばかりで同じレベルで話ができますし、プレーのテンポも崩れないのでやりやすい。すごくいいと思います。
GD:2017年を振り返っていかがでしたか?
小平:ドライバーに不安があって、後半自信を持って戦うことができなかった。なので、落ち込むというよりも「もっとできる!」という前向きな気持ちですね。マスターズまで時間があるので調整しようと思います。
GD:ところで、結婚式を2日後に控えた今の率直な気持ちは?
小平:お、突いてきますね(笑)。正直な気持ちを言えば、めでたいけど複雑な気持ち……。複雑っていうのは、今回式に来てくださる方が大物ばかりで、すごく……すごく緊張しています。
GD:大勢のギャラリーの前でゴルフをしている小平プロでも緊張するんですか?
小平:僕、人前に出るのそんなに得意じゃないんですよ。ゴルフのギャラリーに囲まれている中で自分の自信のあるゴルフをやるのと(結婚式と)は訳が違うじゃないですか。たくさんの人に祝ってもらえてすごく嬉しいけど、緊張しまくっていて。だから複雑です。
GD:スピーチの練習は?
小平:もちろん頑張ってやっていますよ。
GD:ちなみに、12月24日のクリスマスイブに結婚式をやろうと思ったのには何か理由があるんですか?
小平:12月に式を挙げようと思っていて、よく世間では大安がいいっていうじゃないですか。12月で土日で大安を探したら16日か24日しかなくて、16日は僕が用事があったので、じゃあ24日だねって決まりました。「大安だったから」という理由ですね(笑)。
2017年シーズン中は、夫の優勝争いを見守る妻の姿が見られたように、早くもゴルフ界の名夫婦と言うべき存在となった小平夫婦。大安のクリスマスイブの式を成功させ、来シーズンのさらなる飛躍につなげてもらいたい。