日本からメキシコの首都メキシコシティまで直行便で約13時間。そこからさらに西の、ユカタン半島の東側にあるのが、隠れ家的リゾートエリア「リビエラ・マヤ」だ。
カンクンから車で約1時間半ほどの距離にあり、自然のままの海岸、手つかずの緑豊かな森、マヤ遺跡など、華やかなカンクンとはまた違う魅力がある。
メキシコで名匠に挑戦!:バイーア・プリンシペ・リビエラ・マヤ・ゴルフクラブ
そのリビエラ・マヤにあるゴルフコースが、「バイーア・プリンシペ・リビエラ・マヤ・ゴルフクラブ」だ。名匠・R.T.ジョーンズJrが、荘厳なジャングルや美しい池などあるがままの自然を生かし設計した、名コースである。
18ホールのチャンピオンコースと、パー3のみで構成された9ホールの、トータル27ホールあるコースは、バンカーやウォーターハザードを効果的に配置し、造形美だけでなく難易度も高い。ただし、安全ルートも確保されているので、すべてのレベルのゴルファーが楽しめるレイアウトになっている。
プレー後は、世界遺産トゥルム遺跡の観光へ足を延ばしてみよう。マヤ文明末期の都市遺跡の城塞や壁画の神殿は、メキシコの神秘を感じることができる代表的な観光スポットだ。
中南米で唯一のPGAツアー開催コース:エル・カマレオン・マヤコバ・ゴルフコース
リビエラ・マヤにある、もう一つの名コースが「エル・カマレオン・マヤコバ・ゴルフコース」だ。こちらは、グレッグ・ノーマンが設計し、2007年にオープン。中南米で唯一開催されるPGAツアー「OHL Classic at Mayakoba」の開催コースとしても有名だ。
ジャングルに囲まれたホールや、カリブ海のビーチに面したホールなど、バラエティに富んだコースで、日本では味わうことができない非日常の夢のようなラウンドが堪能できる。
リビエラ・マヤと同じユカタン半島の北西部には、世界遺産チチェンイツァ遺跡、ウシュマル&カバー遺跡があるメリダの街があるので、世界遺産巡りにもお勧めだ。
首都メキシコシティでメキシコ人とゴルフ談義!?
首都・メキシコシティにあるゴルフコースは、カリブ海リゾートにあるゴルフ場とはまた趣きが異なるが、中南米諸国の中心地としての現代文化が錯綜したこの街は、歴史と文化を感じられるだけでなく、標高2240メートル(富士山5合目)に位置にありながら、赤道に近く、比較的温暖な気候なため、ゴルフにも適している。
「クラブ・デ・ゴルフ・コーラル」は、これまで紹介したリゾートコースとはまだ違う、メキシコのローカルな雰囲気を感じられるコースだ。現地駐在の日本人にも人気があり、日本人を歓迎する雰囲気のあるコースだ。現地のメキシコ人とゴルフ談義に花を咲かせるのも面白い。
現在、今回紹介したゴルフコースや観光地を10日間かけてめぐるツアーが発売中!今年のゴールデンウィークは、一味違うリゾートゴルフを体験したい、という方にぜひお勧めしたい。