米国フロリダ州で開催されたゴルフ用品の見本市「PGAマーチャンダイズショー(通称、PGAショー)」の会場を取材したゴルフネットワークの人気番組「ギア猿」のMC陣によれば、今アメリカのシャフト市場にはある変化の兆しがあるという。しかもその変化、日本発の波だった!?

「ここ数年、アイアンのシャフトもドライバーもシャフトも軽量化が進んでいます。そして、軽いけれども剛性感がしっかりと出してあるものが多い。そして基本的には、高打ち出し・低スピンになりやすいシャフトが受けています」

そう語るのは、ギア猿MCの一人でクラブコーディネーターの鹿又芳典氏。アメリカのシャフトというと、日本仕様より重く、しなりも少ないようなイメージがあるが、近年はその傾向に変化が見られるという。

画像: PGAショーで最新シャフトを“サルベージ”する鹿又氏

PGAショーで最新シャフトを“サルベージ”する鹿又氏

「具体的には50グラム、60グラム台のシャフトが増えている印象です。その流れを受けて、国産メーカーのシャフト、ホンマだったり、ヨネックス、ダンロップなどの日本仕様のシャフトをそのままアメリカの人が受け入れる傾向もあります。アメリカ人と言っても全員がヘッドスピードが速いわけではないですから、すごくラクにボールが上がって飛ばせるジャパン仕様は受け入れられているようです」

画像: 国内メーカーであるフジクラの「PRO2.0」。プロとうたいながら50グラムの軽量帯からのラインアップとなっている

国内メーカーであるフジクラの「PRO2.0」。プロとうたいながら50グラムの軽量帯からのラインアップとなっている

70グラム台の硬いシャフトを使っていた人が軽量シャフトに変えるのは心理的に抵抗があるのでは……? とも思えるが、鹿又氏曰く、日本人ゴルファーにありがちな“スペックで見栄を張る”ような心理は「日本人に比べ、200倍少ない」とのこと。今後、ジャパン仕様シャフトがアメリカ市場を席巻することも、現実味を帯びてきたようだ。

画像: ギア猿とみんなのゴルフダイジェストが連動。その内容は、ぜひ番組をチェックしよう

ギア猿とみんなのゴルフダイジェストが連動。その内容は、ぜひ番組をチェックしよう

PGAショー2018の情報は、博多華丸、関雅史、鹿又芳典の3人がゴルフギアの楽しみを伝えるゴルフネットワークの新感覚ゴルフギア番組「ギア猿」で詳しくレポート。「みんなのゴルフダイジェスト」とも連動しているので、要チェックだ。

番組名:「ギア猿〜アメリカPGAショーをサルベージ(1)〜」
放送日時:2018年2月16日(金)よる11時から90分
※CSゴルフネットワークで放送

詳しくは下記画像リンクより番組公式HPをチェック!

画像: 日本発・軽量シャフトの波が世界にも!? 海外最新シャフト事情

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