「ここ数年、アイアンのシャフトもドライバーもシャフトも軽量化が進んでいます。そして、軽いけれども剛性感がしっかりと出してあるものが多い。そして基本的には、高打ち出し・低スピンになりやすいシャフトが受けています」
そう語るのは、ギア猿MCの一人でクラブコーディネーターの鹿又芳典氏。アメリカのシャフトというと、日本仕様より重く、しなりも少ないようなイメージがあるが、近年はその傾向に変化が見られるという。
「具体的には50グラム、60グラム台のシャフトが増えている印象です。その流れを受けて、国産メーカーのシャフト、ホンマだったり、ヨネックス、ダンロップなどの日本仕様のシャフトをそのままアメリカの人が受け入れる傾向もあります。アメリカ人と言っても全員がヘッドスピードが速いわけではないですから、すごくラクにボールが上がって飛ばせるジャパン仕様は受け入れられているようです」
70グラム台の硬いシャフトを使っていた人が軽量シャフトに変えるのは心理的に抵抗があるのでは……? とも思えるが、鹿又氏曰く、日本人ゴルファーにありがちな“スペックで見栄を張る”ような心理は「日本人に比べ、200倍少ない」とのこと。今後、ジャパン仕様シャフトがアメリカ市場を席巻することも、現実味を帯びてきたようだ。
PGAショー2018の情報は、博多華丸、関雅史、鹿又芳典の3人がゴルフギアの楽しみを伝えるゴルフネットワークの新感覚ゴルフギア番組「ギア猿」で詳しくレポート。「みんなのゴルフダイジェスト」とも連動しているので、要チェックだ。
番組名:「ギア猿〜アメリカPGAショーをサルベージ(1)〜」
放送日時:2018年2月16日(金)よる11時から90分
※CSゴルフネットワークで放送
詳しくは下記画像リンクより番組公式HPをチェック!