「ボールをつかまえたい」、「スライスをなくしたい」と思うゴルファーは多いだろう。その願いをかなえるための特効薬となるのが“すりごま打法”だというのは、1年間で100ヤードの飛距離アップに成功した武市悦宏プロ。いきなりフック系の球が打ててしまう魔法の方法を紹介してもらおう。

左手を支点にして右腕を反時計回しする

スライスが持ち球で、なにをやっても治らない……という悩みを抱えるゴルファーは多いはず。しかし、武市悦宏プロは、ショット前に5秒ほどある動きを行うだけで、その悩ましい症状がすっきり解決するという。それが“すりごま打法”だ。

まず、左手でグリップエンド、右手でグリップの先端部分を握り、体の正面で両手を離してグリップする。その状態から、左手を固定したまま、右手でクラブを反時計回りにグルグルと、「ごまをする」ように素早く回す。これを5秒ほど行ったあと、ショットをすると不思議なことにインパクト直前でヘッドが強烈に返り、念願のドローボールが簡単に打てるというのだ!

画像: 左手でグリップエンド、右手でグリップ先端を持ち、ゴマをする要領でグルグル回す!

左手でグリップエンド、右手でグリップ先端を持ち、ゴマをする要領でグルグル回す!

スライスで悩んでいる人でも、ショット前に左手を固定して右手でクラブをグルグルと回すことで、フック系の球が手に入るという武市プロ。その理由について、次のように説明する。

画像: #27 『“すりごま打法”でドローを覚える』 武市悦宏のドライバー飛距離アップの極意【ゴルフライフwithTOYOTA】 youtu.be

#27 『“すりごま打法”でドローを覚える』 武市悦宏のドライバー飛距離アップの極意【ゴルフライフwithTOYOTA】

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「右手と左手を離して握る“スプレッドグリップ”にしてショットすると、ヘッドが返る感覚がつかめるといわれています。これと同じ要領で、ショット前にヘッドが返る感覚を右腕全体にしみ込ませてから打つのが“すりごま打法”です。このとき必ず守ってほしいのが、反時計回しに右手を動かすこと。時計回しにすると、逆に、ダウンスウィングでクラブが下から入りやすくなるので、絶対にしないでくださいね(笑)。慣れてきたら、体の正面より少し右サイドでクラブを回すと、インパクト直前でヘッドが返る感覚が強くなるので、よりフック系の球筋が打てるようになるはずです。周りに十分気をつけて、ぜひ練習場などで試してみてくださいね」(武市)

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