PGA(米男子)ツアー「ホンダクラシック」2日目。強風の難しいコンディションの中、タイガー・ウッズはトップと4打差の14位タイと上位で予選を通過した。タイガーのトレードマークであるガッツポーズも飛び出し、復活優勝を射程圏内に捉えたタイガーの様子を、月刊ゴルフダイジェスト編集部・ツアー担当のケンジロウがリポート!

ホンダクラシック2日目が終わりました。いや〜、今日は昨日にも増して強い風が吹き荒れました。
朝からずっと吹き続いていたので、午前組も午後組も軒並みスコアを落としていましたね。
初日のトップが4アンダーでしたが、今日終わってトップが3アンダーですからね。結局スコアを伸ばした選手は13人しかいませんでした。どのくらいの風が吹いていたかと言いますと…、

「今日は風強くてゴルフになんないね。帰りアクアラインとまっちゃうんじゃないかな」と、千葉のゴルフ場でこんな会話が出るぐらいの強さでした。関東地方の方しかわからないような例えですいません…。

地元のマーシャルの方によれば、この時期のウェストパームビーチは海からの風が吹きやすく、つまり南東方向からの風が吹いてくるということです。そうなるとアウトコース、インコース共に出だしは左からのフォロー、折り返しは右からのアゲンストになります。1日を通してこの風向きで吹いていました。難しいベアーズトラップの15、16、17番はもろにアゲンストになりますね。18番のパー5もアゲンストになりすごく長く感じます。いつもにも増して後半にスコアを落とす選手が目立っていました。

そんな中で順位を上げたのがタイガー・ウッズです。今日のタイガーは序盤こそショットを曲げていたものの、4番のバーディから安定し始め、その後は9番でバーディを奪うなどして前半は1アンダー。後半は池ポチャなどもありスコアを2つ落としましたが、17番の難しいパー3でバーディをとり、決勝ラウンドに向けて弾みをつけました。グリーンを狙うショットがとても冴えていて、そのほとんどがフィニッシュをとらないスティンガー。ほぼ腰の高さでスウィングは終わり、インパクトゾーンを長く保ってピンに向かってラインを出していきます。

画像: タフな状況のなか、スティンガーでスコアを作った

タフな状況のなか、スティンガーでスコアを作った

今年のPGAナショナルは、選手がみな口を揃えて「グリーンの状態が悪い」と言っています。
グリーン上が砂っぽくてなかなかグリーンに止めるのが難しいようです(実際にグリーンに着弾した時に砂がパフっと上がります)。

そんな中でもタイガーは得意のスティンガーでチャンスにつけてくるのは見事としか言いようがありません。今日のハイライトは11番ホール。ティショットを曲げた後に2打目はラフからレイアップ。そして3打目が寄らず、ピンチが訪れました。約4メートルの上りのパーパットでしたがこれを見事に沈め、ナイスパー。勝負所とみていたのか、入れた瞬間に気迫のこもったガッツポーズをみせました。あそこまで“吠えた”タイガーは久々に見ましたね。

画像: ガッツポーズも飛び出した

ガッツポーズも飛び出した

もし今週優勝をすることになったら、まさにターニングポイントになるパーパットだったかもしれません。それでは試合後のタイガーのコメントです。

「今日は本当にタフな一日でした。風があちこちで吹き荒れていたので、バーディをとるのがかなり難しかった。フェアウェイにボールがあっても、ピンになかなか近づけられないんです。そんな中でも今日は一日を通していいプレーができたと思います。いいショットがいくつもあったし、ボールをしっかりコントロールできていました」

昨日に引き続き、満足いくプレーができたタイガー。さあ、週末に向けてタイガーチャージが見られるのか? 期待が高まりますね~。

撮影/姉﨑正

HONMA

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