ベトナムの中部最大の都市・ダナンは、美しい海と「ホワイトサンズ」と呼ばれる白砂のビーチで有名。また、南蛮貿易の拠点となった世界遺産の街・ホイアンやミーソン遺跡、ベトナム最後の王朝・グエン朝が栄えた街・フエなど、ベトナムにある世界遺産の多くがダナンの周辺エリアにあり、近年アジアだけでなく、欧米諸国からも多くの観光客が訪れている。
東南アジアへのゴルフ旅は、タイが圧倒的に人気だが、近年はベトナムが人気! ホーチミンやハノイ近郊に素晴らしいコースがいくつもあり、コースメンテナンスも抜群。もちろん、ここダナンにも、自然を生かした素晴らしいリンクスコースがある。
あるがままの自然が楽しめる:モンゴメリーリンクス
ヨーロピアンツアーで7年連続賞金王となり、PGAツアーでも活躍した、スコットランド出身のプロゴルファー、コリン・モンゴメリーが設計した「モンゴメリーリンクス」は、ダナンとホイアンの中間の海岸沿いにあるリンクス。2012年には、「フォーブス・トラベルガイド」で、アジアのベスト10に選出された名コースでもある。
吹きさらしの砂丘やベトナム特有の植物など、あるがままの自然を生かしたコースからは、ダナンの海や、絶景スポットとして人気の五行山を見ることができる。
本格的チャンピオンコース:ダナンゴルフクラブ
モンゴメリーリンクスの隣にある「ダナンゴルフクラブ」は、2010年にオープンしたグレッグ・ノーマン設計のリンクスだ。ベトナムのアマチュア選手権の決勝の舞台になるなど、国内屈指の本格的なチャンピオンコースで、戦略性に富んだユニークなコースだが、フェアウェイは広く初心者から上級者まで楽しめるコースでもある。2012年に、米ゴルフダイジェスト誌においてベトナムのベストコースに選出され、国内外から多くのゴルファーが集う。
アフターゴルフは「古都ホイアン」で街歩き
ダナンでは、近年次々と高級リゾートホテルがオープンしており、ホテル内でのリゾートライフは満喫できるが、実は周辺は開発の真っ只中で見どころが少ない。
そこで、ダナンでのゴルフ旅では、古都・ホイアンでのステイがお勧め。ホイアンは、ダナンから車で約50分の距離に位置し、ゴルフ場への移動もノーストレス。何より、旧市街は1999年に世界遺産に登録され、ベトナムで一番歴史の風情を感じ取れるので、アフターゴルフがたっぷり楽しめる。
夜のホイアンはランタンが灯り、昼間とは違うエキゾチックな雰囲気。毎月、満月の夜(旧暦の14日)には、ホイアンの街がランタンの明かりに包まれる「ランタン祭」が開催され、多くの出店や屋台が並ぶ。
4月12日から4日間の日程で発売中の「ダナンゴルフツアー」は、この「ランタン祭り」が見られる絶好の機会! ゴルフも街歩きも満喫したいと思った方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。