平昌冬季五輪では、カーリング女子日本代表の試合途中での軽食片手の作戦タイム、“もぐもぐタイム”が大きな話題となった。そこで、今週開幕する女子ツアー初戦・ダイキンオーキッドレディスの会場で、女子プロたちの“もぐもぐタイム”事情を聞いてみた!

「ハーフターン派」と「上がり3ホール派」がいた!

トーナメントを見ていると、プロたちが試合中に軽食をとるシーンを目にする。まさにカーリングの女子五輪代表で言うところの「もぐもぐタイム」。カーリングの場合ハーフタイムにイチゴなどの甘いもので糖分やエネルギーを補給する姿が見られたが、女子プロゴルファーの場合、どのようなタイミングで、どのようなものを口にするのだろうか?

新垣比菜、三浦桃香らはハーフタイムならぬ“ハーフターン派”だ。

「ハーフターンの折り返しのときにおにぎりを食べますね。(地元・沖縄名物の)“ポークたまご”のおにぎりが好きです。やっぱり、最後まで体力と集中力を持続させるためですね」(新垣)

画像: ハーフターンで沖縄名物「ポークたまごおにぎり」を食べ、力をつけるという新垣

ハーフターンで沖縄名物「ポークたまごおにぎり」を食べ、力をつけるという新垣

「あんまり人前では食べませんが、おにぎりをお昼休憩で食べます。あとは、気分転換に“カリカリ梅”を食べたりとか」(三浦)

トーナメント期間中は一般ゴルファーのようにハーフターンでレストランで食事をとる、なんていうことはできない。集中力と体力を持たせるために、日本人のソウルフード・おにぎりは最適というわけだ。

さて、ハーフターン時のみならず、“もぐもぐタイム”を戦略的にとる選手もいる。

画像: 「ボギーを打ったらチョコを食べます」という松田鈴英

「ボギーを打ったらチョコを食べます」という松田鈴英

「ボギーを打つとチョコを食べます! 気分転換と、ボギーの悪い流れを断ち切る意味で」と語るのは2017年プロテスト首位合格の松田鈴英。同じく小祝さくらも「ラウンド中はチョコ、グミを食べます。グミは噛み応えがあって、頭がスッキリするので」と、いわば“お菓子で気分転換派”。

「バーディを奪った後は食べない」というのは美女プロとしても注目される田村亜矢。その理由はなんだろうか?

画像: 後半に向けて集中力を保つために食べるという田村亜矢。この日はキャディバッグに「紅芋タルト」を忍ばせていた

後半に向けて集中力を保つために食べるという田村亜矢。この日はキャディバッグに「紅芋タルト」を忍ばせていた

「調子に乗ってしまうからですね(笑)。ウィダーinのバーを食べていますが、後半に向けてエネルギーを補給して、最後の最後まで集中力を落とさないように“ここだな”ってタイミングで食べています」(田村)

田村のように、後半に向けて食べるのには明確な理由があるという。青木瀬令奈を指導する大西翔太コーチは「上がり(最後の)3ホールで食べることが重要」と語る。

「トーナメントでは上がり3ホールが一番重要なんですが、そこで集中力を切らさないように、選手にチョコなどを渡す場合が多くあります。上がり3ホールはどうしても馬力が落ちてしまう場合が多く、なにかを口にすることで、目には見えないところでパフォーマンスが上がりますから。また、食べて時間が経つと今度は逆にパフォーマンスが落ちてしまう。だから、上がり3ホールはベストのタイミングなんです。そこでのプレーは次の日にもつながりますからね」(大西)

優勝争いをしているプロが、最終盤の18番ホールのティグラウンドでチョコやバナナなどを摂る姿が見られるのは、集中力をアップさせ、体の内部からパフォーマンスを向上するため。いよいよ開幕する女子ツアー、今年は“もぐもぐタイム”にも注目してみては?

写真/三木崇徳

(2018年2月27日19時43分一部修正致しました)

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