男子プロはクラブメーカーの純正シャフトではなく、シャフトメーカーのカスタムシャフトを装着する場合が圧倒的に多い。そのためフジクラ、グラファイトデザイン、三菱ケミカル、USTマミヤといったシャフトメーカーが、使用率を高めるべくツアーの現場ではしのぎを削っている。そして今週のミズノオープンでは、フジクラの新モデルがお披露目。その正体は!? さらに、他メーカーにも動きが!?

他メーカーも続々新モデルを準備中!?

現在、「スピーダーエボリューションIV」と「TR」の2モデルが男子ツアーでは使用者の多いフジクラ。そこに新たに投入されたのが、スピーダーエボリューションシリーズの5代目となる「Ⅴ(ファイブ)」だ。

画像: 新しく登場した「スピーダーエボリューションⅤ(ファイブ)」

新しく登場した「スピーダーエボリューションⅤ(ファイブ)」

このシャフト、まさに本日2018年5月22日がツアーローンチ。ミズノオープンの会場であるザ・ロイヤルGCで、プロたちがテストを開始している。その性能はいかがなものなのか、フジクラのツアー担当者に聞いた。

「今回のモデルは青エボ(初代スピーダーエボリューション)の後継機。全体的にハリがあって、シャフトの先端が少し走るタイプです」(担当者)

青エボといえば、強烈な弾き感で一気に人気を集めたモデル。その後継モデルということで、鮮やかなスカイブルーの新モデルにも飛び性能の高さが期待されそう。今後、どんなプロが使用するかも含めて、注目だ。

フジクラだけでなく、ライバル社からも続々と新モデルが登場しそうな気配だ。本サイト既報の通り、男子ツアーで使用率が高いグラファイトデザインの「ツアーAD」シリーズからも新たなモデルが登場。こちらはすでに宮里優作が使用した。

画像: 宮里優作はツアーADのニューモデルを「日本プロゴルフ選手権」で試した(撮影/有原裕晶)

宮里優作はツアーADのニューモデルを「日本プロゴルフ選手権」で試した(撮影/有原裕晶)

俗に言う「粘り系」と「走り系」を交互にリリースするグラファイトデザインだが、今回は「走り系」で、ツアーAD MJの後継となるモデルとなるそうだが、正式なプロモーションは来週からということで、詳しいことは来週判明しそう。

そして、ディアマナシリーズの三菱ケミカルからも、なにやら新しいモデルが出そうな気配……という情報がある。

まだまだ序盤戦の男子ツアー。その裏側では、シャフトメーカー各社による戦いも激しさを増している。クラブの性能を一変させるポテンシャルを秘めるカスタムシャフトの動向、今後もウォッチしていきたい。

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