発売前から前作「エピック超え」を明言し、ゴルフ界の話題の中心にもなったキャロウェイの「ローグ」。今年前半に話題となったゴルフ用品のうち“本当にいいモノ”だけを紹介している週刊ゴルフダイジェストの特別付録「2018上半期ゴルフ用品BEST25」にも登場しているローグシリーズの概要とその性能をおさらいしてみよう。

エピックを超えた「ローグ」

昨年、一大旋風を巻き起こしたキャロウェイの「GBBエピック」。最大の特長はヘッド内部のフェース裏にソールとクラウンをつなぐように配された2本の柱「ジェイルブレイク テクノロジー」だ。インパクト時に生まれるソールとクラウンの「たわみ」を軽減することでエネルギーロスを抑えボール初速を高める効果があり、強く前に飛ぶ弾道が出ると人気を博した。

しかし2018年上半期、進化した2本の柱で「エピック」を超える人気となっているのが「ローグ」だ。エピックと同じ技術かと思っている人も多いが、エピックに搭載された2本の柱「ジェイルブレイク」の形状を、柱の中央部を細くした砂時計型に設計した「新ジェイルブレイク」を採用。インパクト時のクラウンとソールのたわみを抑制することでボール初速を上げ、さらに薄肉化した新「Xフェース」テクノロジーでやさしさも実現している。

画像: これが2本の柱「ジェイルブレイク」だ

これが2本の柱「ジェイルブレイク」だ

また、ソールのヒール側に装着された約2グラムのスクリューと、ヒール内側に設計されたウェートで重心位置をヒール側にし、ギア効果(ドローバイアス)を生み出している。そして非常に軽量で強いトライアクシャル・カーボンをクラウンに使用。生まれた余剰重量をヘッド周辺部に配置することで、より高い慣性モーメント、やさしさを実現し、オフセンターヒット時でも十分な飛距離と直進性をもたらしているのだ。

ドライバーはローグ、ローグ スター、ローグ サブ ゼロと3タイプあるが、つかまりがよく、ミスにも強くやさしいと「ローグ スター」が一番人気になっている。

新素材「グラフェン」を配合し生まれ変わった「クロム ソフト」

キャロウェイの注目モデルはローグだけにとどまらない。ボール、そしてパターにも注目だ。

まず、新素材「グラフェン」を注入したデュアル・ソフトファスト・コアを採用したことで話題となったのが2018年モデルのクロム ソフトだ。ソフトな打感でありながら、ボール初速が劇的にアップし、ロングショット時には高打ち出し&低スピン、グリーン周りでは高いスピン性能をもたらす。

画像: 前モデルと比べ、インナーコアは直径で21パーセント、体積は79パーセントアップ。軟らかいままコアを大きくすることに成功した

前モデルと比べ、インナーコアは直径で21パーセント、体積は79パーセントアップ。軟らかいままコアを大きくすることに成功した

この新素材グラフェンというのは、炭素原子が重なった「グラファイト」から分離した素材で、非常に薄くて軽量で高い柔軟性を持っている。さらに鋼鉄の200倍の強度を持ち、航空機などにはすでに使われているが、ゴルフボールではこのクロム ソフトが初採用。

グラフェンを配したアウターコアと軟らかくて反発力も大きいデュアル・ソフトファスト・コアにより、ロングショットのインパクト時に、よりボールがつぶれやすくなり、スピンが軽減。高初速&低スピンで打ち出し角も高くなり、飛距離性能が格段に向上、打感もよりソフトになったのだ。

ツアーを席捲するナンバーワンパター

豊富なラインナップで圧倒的な支持を得ているオデッセイパター。2018上半期に特に人気を集めたのは「オー・ワークス」だ。フェース面に浮き出た爪状のヒンジ部が、インパクトしてすぐボールに純回転を与え転がりを安定させる「マイクロヒンジ・インサート」を搭載している。

画像: オー・ワークスV-LINE FANG CHのレッドモデルとブラックモデル

オー・ワークスV-LINE FANG CHのレッドモデルとブラックモデル

ショートスラントネックに根強い人気のマレット形状の「オー・ワークス レッド#7S」は大型マレットの寛容性にL字的操作性を加えたモデルだ。またそんな#7より丸みを帯びたツノ系ヘッドにクランクホーゼル、アライメントがとりやすくオートマチックに真っすぐ打てる「オー・ワークスV-LINE FANG CH」は有賀園ゴルフの上半期パターランキング1位と支持されている。

2018上半期に話題となったキャロウェイのギアたち。下半期のスコアアップを目指して、今このタイミングで試してみてはいかがだろうか?

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