お盆を過ぎてもまだまだ暑い日が続く2018年の夏。プロゴルファーはゴルフ場でプレーするのが仕事とはいえ、連日の暑さはさすがにこたえるはず。そこで、シニアプロたちにとっておきの“暑さ対策”を聞いてみた!

「やっぱり、水分をたっぷり摂ることですよね。あと、睡眠をしっかりと摂ることです」

画像: お酒を控えて睡眠をたっぷりとるという秋葉真一(写真左)と久保勝美(写真右)(写真は2018年ファンケルクラシック練習日)

お酒を控えて睡眠をたっぷりとるという秋葉真一(写真左)と久保勝美(写真右)(写真は2018年ファンケルクラシック練習日)

そう回答してくれたのは秋葉真一。久保勝美も「夜は10時には寝るようにしている」といい、崎山武志も「お酒を控えて、睡眠をしっかりとること」という。日中の厳しい暑さと戦うためには、水分補給と早寝が大原則だ。

ただ、水分補給にはシニアならではのコツがあるという。

「寝る前の水分補給は大切ですが、水を飲みすぎると夜中に目が覚めてしまい、睡眠不足になることもあるので、気をつけます」(秋葉)

米山剛は、サプリを併用している。

画像: ラウンド前にアミノ酸系のサプリメントを飲むと話す米山プロ(写真は2018年のファンケルクラシック練習日)

ラウンド前にアミノ酸系のサプリメントを飲むと話す米山プロ(写真は2018年のファンケルクラシック練習日)

「ラウンド中は水とスポーツドリンクをたっぷり摂ります。あとはアミノ酸系のサプリをラウンド前に飲んでいます」

また、直接的な暑さ対策としては、やはり体の熱を上げないのがコツとなる。

「アームカバーとか水筒、氷嚢など使っているよ」と教えてくれた川岸良兼は昨今話題の“日傘男子”。フェアウェイを歩くときにUVカットの日傘を差すことで、体への負担を下げている。女子ツアーではおなじみの光景だが、シニアツアーでも浸透しつつあるようだ。

画像: 日傘に水筒、アームカバーと暑さ対策万全の川岸良兼

日傘に水筒、アームカバーと暑さ対策万全の川岸良兼

口に入れる系でユニークだったのが、“社長ゴルファー”として知られる寺西明。

「暑さ対策には朝晩必ず牛乳を飲んでます。免疫力もアップしますからね。あとはビタミン、アミノ酸などをサプリメントで補給しています」

画像: 社長とプロゴルファーの2足のわらじを履く寺西明の暑さ対策は朝晩の牛乳

社長とプロゴルファーの2足のわらじを履く寺西明の暑さ対策は朝晩の牛乳

さらにユニークなのが、寺西同様長くアマチュアゴルファーとして活躍し、シニア入りを機にプロ入りした田村尚之。

画像: 肉を食べて体力アップの田村尚之

肉を食べて体力アップの田村尚之

「アマチュア時代は体が弱くてね……夏なんか、点滴打ちながら試合に行っていました。ところが、
プロに転向して3試合目のファンケルクラシックのとき、3日連続で焼肉に行ったんです。体が肉を欲したんでしょうね。それ以来、食べるものが変わって体重も増え、“プロの体”になったように思います」

オーソドックスなものから個性的なものまで、様々な意見が聞かれたシニアプロゴルファーの暑さ対策。みなさんも参考にしてみては?

撮影/岡沢裕行

This article is a sponsored article by
''.