日本対タイの親善試合に小平智、畑岡奈紗も参戦
日本vsタイの団体対抗戦「アマタフレンドシップカップ」の開催が8月27日、タイ・バンコク市内で発表された。
2017年9月26日に修好130周年を迎えた両国が、長い歴史の新たな一歩として2カ国の友好とゴルフの発展を目的として開催する本大会。両国を代表する男女プロ各5名、それにアマチュア各1名を加えた合計12名が混合ダブルスやシングルスで戦う。
日本の監督には男子は尾崎直道、女子は古閑美保が就任。現段階で決まっている出場選手は男子は谷原秀人、小平智、市原弘大、時松隆光、川村昌弘。女子は畑岡奈紗、福田真未、川岸史果、原英莉花、そして吉田優利アマ。国内外で活躍する選手たちが一同に集うこととなった。
会場はアジア対欧州の「ザ・ロイヤルトロフィー」が開催されていたアマタスプリングCC。メインスポンサーはトヨタタイランドで賞金総額は120万ドル。開催時期は12月21日から23日の3日間の日程だ。
タイの代表選手を見てみると、男子は日本のシニアツアーでここまで5勝と圧倒的強さを見せるプラヤド・マークセン、タイの英雄トンチャイ・ジェイディ、8月27日現在世界ランク33位のキラデク・アフィバーンラトの男子チームに、世界ランク2位と12位のアリヤとモリヤのジュタヌガーン姉妹を擁する女子チームと、かなり手強い相手となっている。
「ライダーカップ」と同じフォーマットを採用し、フォアボール、フォアサム、シングルスの競技をそれぞれ行い、各試合の勝ちチームに勝ち点1、負けチームは0、引き分け0.5を加算。3日間の累計ポイント数で勝敗を競う。
日本男子代表監督に就任した尾崎は、2011年の「ザ・ロイヤルトロフィ」にアジアチームのキャプテンとして参加した、いわば“団体戦経験者”。今回の対戦相手の中にはかつてのチームメイトもいる。
「ロイヤルトロフィーのキャプテンをやっていたとき、チームメイトだったキラデク(・アフィバーンラト)も大きく成長して強くなっている、マークセンやトンチャイの強さもよく知っています。エキサイティングで見ている方が楽しめる試合になると思います。今から試合当日が待ち遠しいです」(尾崎)
「男女ペアでの組み合わせで戦うマッチがあるのは新しい試み」と、日本女子代表監督に就任した古閑は、ペアの決め方についてコメント。
「組み合わせは女子プロが男子プロを選ぶようにします。同年代も多いので、性格もあると思うしその辺りも踏まえながら直道さんと相談しながら決めたいと思います」(古閑)
男女混合という珍しい形での日タイ団体対抗戦、続報に注目だ。