グリーンを外して次はバンカー越えのアプローチ。なんとか寄せてパーを拾いたい! と願いはむなしくボールはバンカーに吸い込まれ……無念の“ダボ以上確定”。そんな悲劇を起こさないためには、一体どうすればいいんだ!?

バンカー越えのアプローチを苦手とするゴルファーは少なくありません。目の前にバンカーが口を開けているだけでプレッシャーを感じるもの。しかも、「花道からバンカー越え」という状況は通常なく、バンカー越えイコール、ボールのライも良くない場合が多いのも、難易度を上げます。

たとえば、目の前にはキャリー10ヤードで越えるバンカー。ピンはバンカーの先10ヤードの位置に立っているとします。ボールからピンまでの傾斜はほとんどなく、ラッキーなことにライもごく浅いラフで打ちやすい。そんなとき、みなさんはどんな風に打つでしょうか。

おそらく、サンドウェッジを持つという人がほとんどではないでしょうか。中には、サンドウェッジのフェースを開き、ロブショットでピンの根元を打つという人もいるかもしれません。たしかに、フィル・ミケルソンならば実際にそのような打ち方を選択する可能性があります。

しかし、100を切りたいゴルファーならば、この状況でサンドウェッジは持つべきではありません。

バンカー越えのアプローチがバンカーにつかまるのどのような場合でしょうか。答えは簡単で、トップを除けば、すべてキャリーが不足している場合です。ダフリもチョロも、惜しくも越えずにバンカーに転がり落ちた場合も、とどのつまりすべてはキャリー不足です。

画像: たとえばこの状況で、ボールを上げる必要はない

たとえばこの状況で、ボールを上げる必要はない

つまり、バンカー越えのアプローチでバンカーに入れないためには、バンカーを越すだけのキャリーを出す必要があるわけです。そして、サンドウェッジは14本のクラブの中で、パターを除けばもっとも飛ばないクラブです。

さらに、ロフトがある分コントロールが難しく、フェースがボールの下をくぐるダルマ落としや、リーディングエッジがボールの赤道の上を叩くトップのミスが起きやすいクラブでもあります。もちろん、フェースを開けば開くほど、この傾向は強まります。

一方、極端にアゴの高いバンカーを除けば、バンカー越えのアプローチでロフトがたとえば58度なければ打てないような高い球は要求されません。

アプローチウェッジ、あるいはピッチングウェッジを持つだけで、バンカー越えのアプローチは非常にラクになる場合が多くあります。これらのクラブはサンドウェッジに比べてボールが「上」ではなく「前」に進む力が強い。その分だけ、バンカーをクリアするためのキャリーが出しやすいからです。

プロのようにOKに寄せることは、偶然以外ではどんなクラブでどう打とうとできません。スコアを守るためには、まずは確実にバンカーをクリアし、グリーン上のどこかにボールを乗せることが肝心。そのためには、サンドウェッジ以外のクラブも選択肢に入れておくといいのです。

(『100切りマネジメント研究所』より)

HONMA

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