ここ数年、1月はキャロウェイ、テーラーメイドといった海外ブランドが2019年モデルを発表するのが年明けの恒例行事化している。それに先駆けてこの時期はUSGA(米国ゴルフ協会)の「適合リスト」に掲載されるのだが……今日、キャロウェイの最新モデルの“リストオン”を確認した!

キャロウェイのGBB EPICといえば、フェースの裏側に2本の柱を設置する“ジェイルブレイクテクノロジー”によって高初速を実現し、圧倒的な飛距離を実現した大ヒットモデル。その最新モデルと思われる(というかほぼ確定と言っていい)ドライバーがリストオンした。

画像1を見る限り、その名称は「EPIC FLASH」でほぼ確定。前作にあった「GBB」の文字はどうやら外れたようだ。EPICの代名詞であるジェイルブレイクテクノロジーはもちろん健在と、パッと見の印象は前作「GBB EPIC」によく似ている。おそらく内部構造などに変化があるのだろうが、ソール面の写真からはうかがい知れない。

画像: 画像1

画像1

ちなみにGBB EPICにはアジア向けの「EPICスター」があったが、今回のリストには「EPIC FLASHスター」は確認できなかった。無印の「EPIC FLASH」がフラッグシップモデルとして展開するのかもしれない。

画像: EPIC FLASH(仮)とGBB EPICスター(右)。デザインは異なるが、後方の可変ウェート、前方の柱という設定は同じ

EPIC FLASH(仮)とGBB EPICスター(右)。デザインは異なるが、後方の可変ウェート、前方の柱という設定は同じ

さて、「EPIC FLASH」に対して前作からの変化が見た目にわかりやすいのが「EPIC FLASHサブゼロ」だ(画像2)。こちらはソール後方に可変式ウェートがつき、弾道調整が可能になっている。

画像: EPIC FLASH サブゼロ(仮)

EPIC FLASH サブゼロ(仮)

ちなみにこの「EPIC FLASHサブゼロ」は3つのバージョンが登録されている。一般発売に先駆けて行われるプロのテスト用に微妙に仕様の異なる3モデルを用意し、プロのフィードバックを受けてひとつに絞るのか、3タイプを発売するのかは謎。3タイプの見た目もほぼ同じで、ソールのネック寄りのひし形マークの有無(0〜2)だけが違うようだ。

画像: GBB EPICサブゼロとの比較。後方の可変ウェートが目に見える変化だ

GBB EPICサブゼロとの比較。後方の可変ウェートが目に見える変化だ

形状が微妙に異なるような気もするが、写真の撮り方の問題のようにも思え、なんとも言えない。フェース面寄りのウェートが、後方のウェートとの兼ね合いかやや大きくなっているようにも見えるが、いずれにしてもスピンの少ないプロ仕様というサブゼロの立ち位置は変わらないだろう。

画像: 左からEPIC FLASHバージョン1、2、3

左からEPIC FLASHバージョン1、2、3

正式名称、テクノロジー、公式発表日、FLASHという言葉の意味するところ、その他もろもろすべてが明かされていないこのクラブ。詳細が明らかになるのは(例年通りであれば)2019年1月、つまり来月。“禁断の飛び”はさらに進化を遂げているのかどうか、引き続きウォッチしたい。

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