男性ゴルファーにとって飛距離は常に追い求めたい重要テーマだが、ゴルフ女子にとってもそれは同じこと。むしろ、飛距離が男性に比べて出ない場合が多いため、より貪欲とも言える。そんなゴルフ女子の飛ばし事情をご紹介!

ゴルフ女子には「エンジョイ派」と「体育会系」がいる

ゴルフ歴1年4カ月、週1ゴルファーの20代ゴルフ女子・S子です。今回はゴルフ女子の飛距離についてお話しします。ゴルフ女子には大きく分けて2パターンがいると思います。ひとつめはエンジョイゴルファー。練習はたまに行く感じで、ゴルフは月イチとか、コンペに誘われれば行くという人です。そういう方の飛距離は大体、平均150〜60ヤードくらいかな~と思います。

画像: 使用頻度の高いドライバーやフェアウェイウッドが得意なゴルフ女子は多い

使用頻度の高いドライバーやフェアウェイウッドが得意なゴルフ女子は多い

もうひとつのパターンは、体育会系のゴルフ女子。日常的に練習を重ねていて、飛距離は180〜200ヤード。当たりによっては男性ゴルファーを同じティからアウトドライブすることもあります。女子の場合、200ヤード飛んだら立派な飛ばし屋、というイメージでしょうか。

さて、ゴルフ女子にとって重要なのは、ドライバーの飛距離だけではありません。先日、ゴルフ歴3年(スコア110前後)のゴルフ女子のA子さんとラウンドしたときにこんなことを聞きま
した。

「ドライバーは真っすぐ飛ぶのに、アイアンは全然当たらないんだよね~」

ゴルフ女子は、ティショット以降グリーンに乗るまで、使うのはほぼフェアウェイウッドのみ、というパターンが多いのですが、アイアンを使う頻度が低いため、上手く打てないということが珍しくないんです。

7I 80Y
8I 70Y
9I 60Y
PW 50Y

この数字は、A子さんに聞いたアイアンのおよその平均飛距離。芯に当たれば7番アイアンで90〜
100ヤード打てることもあるけれど、上手く打てないことから、平均すると80ヤードくらいになるのよねとA子さん。これはエンジョイゴルフ女子の平均的な数字な気がします。

画像: アイアンが上手く打てたときの「ナイスショ!」の声はゴルフ女子にとって嬉しいものです

アイアンが上手く打てたときの「ナイスショ!」の声はゴルフ女子にとって嬉しいものです

ゴルフ雑誌などを読むと、よく「9番アイアンの飛距離の2倍がドライバーの飛距離」なんて言いますよね。A子さんのアイアンの飛距離をみると、9番アイアンが60ヤード。その2倍だとするとA子さんのドライバー飛距離は120ヤードになります。しかし実際は、A子さんは平均150ヤードは飛ばします。つまり、ドライバーに比べ、アイアンが飛ばせないゴルフ女子が多いんです。

ちなみに私、S子は学生時代はバスケに打ち込んだ超体育会系根性ゴルファーで、友人に借りたメンズモデルの7番アイアン片手に日々練習を重ねた結果、7番で125ヤードと女子としては飛びます。9番アイアンでも105ヤードなのですが、ドライバーは平均200ヤードほど。やっぱり、「9番アイアンの2倍」は打てません。

というわけで、(私のように)例外はあるものの、ゴルフ女子は総じてアイアンが苦手で、ドライバーに対して飛距離を出せません。残り100ヤードは男性ならばピッチングウェッジくらいで打てると思いますが、多くのゴルフ女子はユーティリティを使います。アイアンでグリーンにオンさせるのって、けっこうレアな体験なんです。

なので、一緒にプレーするゴルフ女子がアイアンで上手く打てたら、「ナイショ!」の一言を、ぜひかけてあげてください。きっと、すごく喜ばれるはずですよ(笑)。

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