「でかいカップ」でプレーと言われても、一体どのくらい普通のカップより大きいんだ？と思ってコースに行ってみると、練習グリーンにその大きいカップはありました。でかい！マジででかい！通常のカップの約4倍の大きさということで、通常のカップが直径約108ミリに対して、このでかカップは直径約381ミリ。車のハンドルくらいの大きさです。
でかカップに向かってパットしてみると、さすがに2～3メートルなんかはスコンスコン入ります。目をつぶってても入るんじゃないかってくらい。当然チップインの可能性は高くなるだろうし、3パットしてしまう可能性はかなり低くなる。これはゴルフが簡単になるし、いいスコアが楽に出ちゃうな～って思いました。
ボールと比べてみるとカップのでかさがよくわかる
しかしですよ実際にラウンドしてみると、思っていたよりも楽にスコアが出るもんじゃないなという感じ。グリーン周りまで行けばチップインの可能性はあるし、パットで行ったり来たりってことは少なくなるわけですが、そこまでに何打もかかっていたら結局はいいスコアは出ないんですよね。OB打ったりとかバンカーでホームラン打ってると、いくらカップが大きくてもいいスコアにはならないわけです。
ですから、でかカップでいいスコアを出そうと思うと、いかに少ない打数でグリーン周りまで行くかってことが重要になってきます。
大きいカップでやるゴルフなんて、正直言って仲間内でワイワイやるお遊びゴルフだと思っていましたが、実際にラウンドしてみるとなかなか奥が深いかもしれないぞってことに気付きました。
さっきも書きましたが、でかカップゴルフではグリーンまでいかに少ない打数で行くかが重要です。まずティショットは大ケガをしないことが重要。飛ばす必要は無いんです。100点満点で言えば70点くらいのショットで十分で、とりあえず2打目が確実に打てるところにあればOK。
2打目はグリーンには乗せたいですが、これも無理をしない。アプローチがやりやすいところにあれば寄せワンの可能性は高くなるし、チップインの可能性だってある。しかしバンカーに入れてしまっては大きなミスの可能性があるのでバンカーは徹底的に避ける。そして最後に大切なのがパットは絶対にショートしないこと！いくらカップが大きくても届かなければ絶対に入らないわけですからね。
1打1打をよく考え、コースマネジメント力が自然と身につくようになる
でかカップで好スコアを出す秘訣を書いてみましたが、実はこれって普段のラウンドでも役立つマネジメントだと思いませんか？ カップが大きくなることによって目標が明確になり、そこまでの過程をイメージしやすくなったわけです。そして1打1打をどう打つかということを考えるようになり、自然とコースマネジメントの考え方が身につくような気がします。
なんだかコースマネジメントとか難しいことを書きましたが、とにかくでかカップゴルフ楽しいです！パットに悩むことはほとんど無いし、チップインも結構出る。なにより好スコアが出やすいから、ベストスコアの更新も期待できちゃう！
僕はこの日ショットがかなり好調で8バーディ、1イーグル！ ダボを打ったホールもありましたが、なんと65という凄いスコアが出ました！当然こんなスコアは普通のラウンドでは一生出せないわけで、でかカップならではですね。ほんの少しプロゴルファーになったような気分に浸れました。カップが大きいとはいえ、こういうビッグスコアが出るのは楽しいですね。
あわやホールインワンというショットも2回！
結論として、でかカップゴルフは良いスコアが出やすくて楽しいし、マネジメントの勉強にもなる！
アコーディア・ゴルフでは今後もでかカップゴルフを開催される予定らしいので、みなさんもぜひ体験してみて、ベストスコアを目指してみてはどうでしょうか。
