「ゴルフ女子=レディスティ」と決めつけてませんか?
レディスティ、レギュラーティ、状況次第でどちらもオッケーの20代ゴルフ女子S子です。今回はゴルフ女子はレディスティとレギュラーティどちらからプレーすべきかを考えたいと思います。
さて、ご存知のようにコースには腕前や飛距離に合わせて複数のティが用意されています。距離の長いバックティ、もっとも一般的なレギュラーティ、そして赤いティマークのレディスティ。最近では、さらに距離の短い“ピンクティ”も目にすることがあります。
「S子ちゃんは“赤から”だよね」。そんな風に、「女性ゴルファーはレディスティ」と当たり前のように考えているゴルファーが多いと思います。「レディス」と名前がついているぐらいなので、そう思われるのも仕方ないかな~とも思います。
そして、「いちいちレディスティに移動する必要があるから、女子と回るのは面倒だ」と考える男性ゴルファーも一部ですがいると思います。その気持ちもわかります。でも、やっぱり男性と同じティからプレーするのってハードルが高い。
でも、それって本当でしょうか? いつもレディスティからプレーしているゴルフ女子がレギュラーティからプレーしたら、とんでもない大叩きになったり、スロープレーになって後ろの組に迷惑をかけたりするでしょうか?
そんなことないと思います。男性ゴルファーがレディスティから回っても、急にスコアが良くなることがないように、女性ゴルファーがレギュラーから回ったところで大きくスコアが変化することはないと思うんです。
私自身、最初はレギュラーティでプレーするのが不安でしたが、やってみたら「あれ、こんなもんか」って感じでした。
レディスティと比べると、ホールによっては100ヤード近くも長いことがあるレギュラーティ。物理的に2オン不可能なホールもたくさんあります。それがかえっていいと言ったらヘンなんですが、ティグラウンドに立った瞬間から「ボギーでオッケー」「このホールはボギーが私のパーだ」と思えるから、無駄な力みが消えて、意外とスムーズにプレーできたりするんです。
それに、プレーしてみて「やっぱり無理!」ってなったら、競技やコンペでなければ、途中から同伴者に断ってレディスティに戻ったっていいし。
コースはバックティを基準に作られているってよく言いますけど、逆に言うとレディスティを基準に作られていない。バックティに近いレギュラーティからプレーすればゴルフ場の醍醐味的なものも味わえる……ような気がします(笑)。
もちろんスロープレーにならないように気をつけ必要はあるけれど、普段レディスティで回っているゴルフ女子も是非一度レギュラーティで回ってみては?
いつものゴルフ場が景色も違ってみえて楽しいですよ!