異端児パトリック・リードが今年は「みんなを喜ばせる」と張り切っている。昨年のマスターズ覇者として今年の同大会で振舞うチャンピオンズディナーのメニュー選びに自信をのぞかせているのだ。

チャンピオンズディナーのはじまりは1951年のマスターズの覇者ベン・ホーガンのひとことから。「優勝者は毎年集まるのだからディナーを一緒にとるのはどうか?」

翌52年にディナーのホストをホーガンが務めてから半世紀以上、前年のチャンピオンがメニューを決め大会前の火曜日の夜クラブハウスでグリーンジャケットを身にまとった歴代チャンピオンをもて
なすのが恒例となっている。

そして今年4月その大役を任されたのがリード。彼がメニューに選んだのが本人の好物であるリブアイステーキ、マカロニチーズ、ほうれん草とコーンのクリームソテーだ。

画像: 昨年マスターズを制したリードは最高の時間を過ごしてもらいたいと張り切っている(写真は2018年のマスターズ 撮影/姉崎正)

昨年マスターズを制したリードは最高の時間を過ごしてもらいたいと張り切っている(写真は2018年のマスターズ 撮影/姉崎正)

しかし「なかにはステーキが得意でない人がいる」という事前情報を得てグリルドチキンやシーフードなどヘルシーなメニューもオプションとして提供する予定だという。

「チャンピオンズディナーは自分だけのためじゃない。集まったみんなを喜ばせたい。偉大なチャンピオンたちに最高の時間を過ごしてもらいたい」といままでになく殊勝な発言。ただし「(美味しくて)みんな太っちゃうことだけは確かだね(笑)」とリード“らしさ”も。

大学時代のチームメイトが「リードのことを好きなヤツなんて誰もいない。皆が彼のことを嫌っていた」と発言したり、ライダーカップではコンビを組めなかったジョーダン・スピースにケンカを売ったり何かとお騒がせのリード。

宿敵(?)スピースも4年前に優勝し16年にはテキサスバーベキューを振舞っている。当然今年もチャンピオンズディナーの席で2人が顔を合わせることになるが、大御所たちに囲まれ笑顔が溢れる場所で雪解けとなるか注目だ。

ちなみに過去3度オーガスタを制しているタイガー・ウッズは1997年初優勝を飾った翌年にチーズバーガー、チキンサンド、フライドポテト、ミルクセーキと若者らしいメニューを選択し大きな話題になった。

さらに02年には前菜に寿司を選び和食通をアピース。3回目の06年はステーキとチキンファビータをチョイスしている。

チャンピオンが一同に会す貴重な機会。タイガーは腰痛で大会に出られなかった17年もディナーだけには参加するほど選手たちにとっては特別な場所なのだ。

HONMA

This article is a sponsored article by
''.