ゴルフ場ではマナー、そしてルールを守るのはゴルファーならば当たり前のこと。しかし、世の中にはそれが守れない人がいるのも残念ながら事実であるようで……ゴルフ女子S子が体験したエピソードをご紹介。

20代のゴルフ女子S子です。先日のラウンドでベストスコアの「80」が出ました……! 短いコースで、さらにレディスティからでしたが、嬉しかったな〜。2019年は夢の70台を目指して、より一層頑張ります!

さて、今回はマナーとルールについて考えたいと思います。マナーって、ゴルフを始めたばかりだといまいちピンとこないですよね〜。私も最初はルールが沢山あるのに、マナーまで覚えられない! と思っていました(笑)。私の場合、ゴルフを始めて半年ぐらいまでは一緒にラウンドする人が上級者ばかりで、しっかり教えてもらうことができたのが、今思うとすごくラッキーだったと思います。

ティグラウンドでの立ち位置から、プレーファストに関すること、ピンの抜き差しのやり方……どれもすごく役に立っています。あっ、ピンの抜き差しは、今年からはもうしなくてもよくなったんでしたね。

ゴルフ女子の場合、男性から誘われてゴルフを始めるケースが多いこともあり、比較的教えてもらいやすいのはメリットかもしれません。初心者同士でゴルフデビューする際は、周りの人の意見を聞いてみたところ「最初のうちはキャディをつける」のが一番ベターではという意見が多く聞かれました。周りに先輩ゴルファーのいない初心者のみなさん、最初はキャディさんに聞くのが吉です! 

画像: 今年からピンの抜き差しが不要になることでプレーが早くなるかも(撮影/増田保雄)

今年からピンの抜き差しが不要になることでプレーが早くなるかも(撮影/増田保雄)

以前某ゴルフ場でSNSに投稿するための(と思われる)写真撮影に夢中になるあまりにプレーが遅くなっているゴルフ女子を目撃しましたが、ゴルフにおけるマナーは気分が良い悪いだけでなく、
他の組にまで影響を及ぼすからこそとっても大事なんですよね。

私自身、女性はプレーが遅いと思われる傾向があると思うので、意識的にプレーファストを心がけています。多分遅くない……はず。他にも、他のゴルファーに危害を及ぼさないための「フォアー!」の掛け声や、ディボット跡への目土、ピッチマークの修復、バンカー均しなど、ゴルフのマナーはみんなで楽しむために必要なことという気がします。

さて、マナーと並んでゴルファーみんなが守らなくてはいけないのが、ルールではないでしょうか。
先日参加したゴルフ場主催のオープンコンペで、たまたま見ていた別の組にこんなゴルファーがいました。

とあるパー4で、その方のセカンドショットはわずかに逸れて、サブグリーンへ。基本的には、たぶん上手な方なんです。目を疑ったのはそこから先。サブグリーンにオンしたのでピックアップしてグリーンの外のピンに近づかない場所にドロップ……のはずが、なんとグリーンのすぐそば、ピンに思いっきり近寄ってドロップ。

さらに、そこからの3打目をザックリしてオンせず。ここから先はもしかしたら信じてもらえないかもしれませんが、またもボールを拾ってピン約1メートルの距離に素手で置いてそのままパット。見事(?)にパー(??)でホールアウトしたんです。えっ、私はなにを見たの……?

初めて見た光景で、目が点になりました。コンペの常連さん曰く知る人ぞ知るスコア改竄ゴルファーらしいです……。これじゃ、誰からも誘ってもらえなくなっちゃいます。本当は見ていた私が指摘しなくちゃいけないのかもしれないんですが、その勇気もなく……なんでこんなにモヤモヤしなくちゃいけないの〜! ってなりました。ルール違反って、マナー違反でもあるんだな〜とそのとき痛感。

当たり前のマナーとルールを守ったゴルファーが男女を問わず増えてくれるといいなぁ〜と、心から思ったS子なのでした。

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