ベスト31歳はジェイソン・デイ、ベスト34歳はダスティン・ジョンソン、ベスト38歳はジャスティン・ローズ……昨年12月17日時点の記事なので、2019年1月10日現在とは多少のズレが生じているかもしれないが、記事で選ばれているメンツはさすが、納得の顔ぶれ。
となると気になるのが、26歳の松山英樹が選ばれているかだが……その前に23歳以降の20代年齢別世界のベストゴルファーを見ていこう。
まず、23歳はキャメロン・チャンプ。PGAツアーに現れた驚異の飛ばし屋で、2019年の再注目ゴルファーの一人だ。そして24歳はスペインのジョン・ラーム。現在世界ランク7位で、当然の選出だろう。そして25歳は昨年世界ランク1位になったジャスティン・トーマス。あくまでも“現時点”でのランキングなので、昨年不調だった同じ25歳のジョーダン・スピースは選ばれていない。

“ベスト27歳”はトミー・フリートウッド(写真は2018年の全米プロゴルフ選手権)
26歳はひとまず飛ばして27歳は2017年の欧州王者で昨年全米オープンで2位に入るなど活躍したイギリスのイケメン、トミー・フリートウッド。28歳は問答無用で昨年メジャー2勝のブルックス・ケプカが入り、29歳は説明不要のロリー・マキロイが選出されている。

日本のエース・松山英樹が“ベスト26歳”に選ばれた(写真は2018年の全米プロゴルフ選手権)
と、23歳から29歳まで、凄まじいメンツが並んでいることがわかる。そんな中、ベスト26歳は……見事、松山英樹が選ばれた。26歳のゴルファーが世界中に何人いるかはわからないが、国外のメディアから“NO.1”と認められたのだから、やはりすごい。
昨年を未勝利で終えた松山。2月に27歳になるシーズンは、“世界最強の27歳”として大暴れしてもらいたい。
撮影/姉崎正