ゴルフでスコア100を切るためには様々な方法があるが、今回は中でも変わり種、「スイミングスクールに通い始めたら、100が切れた」というゴルファーを紹介!

その男性、仮にAさんとしますが、40歳の100が切りたいゴルファーである彼は、不惑を迎えたのを機に水泳に挑戦します。Aさんは、子どもの頃からカナヅチで、いつかは泳げるようになりたいと願っていたのだといいます。

当然、最初は泳げません。他のスクール生がスイスイと泳ぐなか、コーチに手取り足取り教わって、
それでもそう簡単に泳げるようにはなりません。

しかし、習った泳ぎ方を愚直に繰り返してしばらく経ったころ、コツが身につき、見事人生初の25メートルを泳ぎ切ることに成功。その数週間後、ゴルフで100切りにも成功したというのです。

なんで泳げると100が切れるんだ、という話です。Aさん自身のコメントを紹介しましょう。

「泳げない私は、コーチに教わった通り、肩をしっかり回す、息継ぎは顔を横に向ける、ゆっくりとバタ足をするといった“基本”だけをひたすら繰り返していました。“早くゴールしたい”といった気持ちはなく、ただやるべき動作だけを実行し、気がついたらゴールしていました。そのとき、これをゴルフでもやればいいんだ!と思いついたんです」

それまでAさんは、コースでは「飛ばしたい」「いいスコアを出したい」ばかり考えていたと言います。しかし、それは「泳げるようになりたい」と同じこと。早く目的地にたどり着きたいとジタバタしても、体は沈むばかりです。

画像: 結果にとらわれず、「動作」だけに集中する。そのことでスコアの壁が破れることもある

結果にとらわれず、「動作」だけに集中する。そのことでスコアの壁が破れることもある

100切りというゴールにたどり着くためには、「アドレスでのボール位置に気をつける」「肩をしっかり回す」「ボールの行方を目で追わない」といった、Aさんなりの“基本”を愚直に実行し続けるしか方法はない、そう気が付いたというのです。

それからは練習でもナイスショットを追求するのではなく、チェックポイントを体に染み込ませることに注力。そして、実際のラウンドでは1日18ホールそのことだけを意識したところ、あっさり100が切れたというのです。

「25メートルが泳ぎ切れたのと、まったく同じ感覚でした」とAさん。お見事です。

目の前のことに集中する。言うのは簡単、やるのは難しいことですが、なにかのきっかけでそれができたとき、スコアの壁が崩れることもある。みなさんにも、そんな経験ありませんか?

撮影/矢田部裕

This article is a sponsored article by
''.