リッキー・ファウラーがテーラーメイドとボール使用契約を締結したのは大きなニュースとなったが、契約後2試合目の「ウェストマネジメント フェニックスオープン」で早くも勝利を挙げた。どこが気に入っているのか、本人を直撃!

「2打目以降がラクになったよ」

ファーマーズインシュランスオープンから今年の戦いをスタートさせ、テーラーメイドのボールを実戦投入して2戦目のウェストマネジメント フェニックスオープンでいきなりの勝利を挙げたリッキー・ファウラー。優勝直前の練習日、彼になぜ、ボールを変えたのか? またどんな点が気に入っているのかを直撃した。

「昨年の秋にテーラーメイドのツアーボールに興味がわいて、それがきっかけで今年の契約に至ったんだ。世界のベストプレーヤーがテーラーメイドのボールを使って好成績を収めているのは、事実だからね。ボクはTP5xの方を使っているけど、新しいボールに変えて飛距離が出るようになったんだ」(ファウラー)

と、ボールを変えたひとつの要因として飛距離が伸びたことをあげたファウラー。

「アイアンも飛ぶようになったけど、そのおかげで2打目以降のショットがラクになって、ピンをもっと攻撃的に攻められるようになったんだ。それにこのボールに変えたのは、グリーン周りでのスピン量が増えたから。今まで使ってきたボールのようにコントロールもできるし、まったく問題ない。試合でボールを使うのが楽しいよ」(ファウラー)

画像: 全体的な飛距離アップによって2打目以降が楽になったとリッキー・ファウラー

全体的な飛距離アップによって2打目以降が楽になったとリッキー・ファウラー

なんでもファウラーは、ゴルファー転向前に取り組んでいた「モトクロスレース」で付けていたゼッケンナンバー「15」をボールに入れているそうだ。ちなみに、ダスティン・ジョンソン(TP5x使用)は1、ジョン・ラーム(TP5x)は10、ローリー・マキロイ(TP5)は22、ジェイソン・デイ(TP5x)は13だという。

この5層構造の「TP5」「TP5x」は、3層のコアと2層のカバーからなるテーラーメイド独自のボール構造を採用しており、ウッドやアイアンでは飛び、アイアン、ウェッジにおいてはグリーン周りの操作性やスピン性能、ショートゲームのフィーリングとあらゆる場面で高いパフォーマンスを発揮するボールだが、特にこのニューボールにはボール初速を上げる「スピードレイヤーシステム」と呼ばれるテクノロジーを搭載し、飛躍的に進化を遂げているという。

「スピードレイヤーシステム」はコアから外層に向けて段階的に硬くなる4層で構成され、特に4層目には新たに開発した「ハイ・フレックス・モデュラス」(従来より30%高弾性な素材)を採用することで、ボール初速が飛躍的に向上したという。

マキロイが使用する「TP5」はよりソフトな打感でコントロールされた中・高弾道で狙いたいゴルファー向け、ファウラーが使用する「TP5x」は低スピンの高弾道で真っすぐ遠くへボールを飛ばしたいゴルファー向け、というように好みに応じて選べるラインナップとなっている。

以前からテーラーメイドのボールを使用し、世界ランク1位、メジャー優勝を遂げているジェイソン・デイは、

画像: ジェイソン・デイも飛距離アップを実感している

ジェイソン・デイも飛距離アップを実感している

「新しいTP5xに変えて、飛距離も出るようになったと思うし、打感もよくなった。今、ドライバーもアイアンも新しいモデルを使っているが、それらとのマッチングもよく、気に入っている」(デイ)

と語っている。

3月中旬に発売予定だというニューTP5シリーズ。世界のトッププロたちがこぞってチェンジするには理由があった。我々アマチュアにとってもスコアアップを狙うのが楽しみなボールになりそうだ

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