コンペや競技などでは、ホールアウト後にアテスト作業をするのが当たり前。自分のスコアを確認し、スコアカードを提出すれば、あとは自分の順位が何位になるかのドキドキタイム……なのだがちょっと待った。そもそも「アテスト」って、どんな意味だっけ?
マーカーのサインが「アテスト」。意味は「証明する」
ゴルフは自分自身で審判をするスポーツではあるが、正式な競技(ストロークプレー)では自分のスコアは自分でつけない。マーカーがスコアをつけ、サインをしたものに、プレーヤーが承認のサインをして提出する。
この、マーカーのサインのことを、「アテスト(attest)」という。また、正式にスコアを提出する作業そのものを、慣例的にアテストと呼ぶ。
“attest”は「証明する」という意味。正式な提出用のスコアカードには、“attest”と書かれた欄があり、記入されたスコアが間違いないという“証明”のサインを、マーカーがする。マーカーのサイン、つまりアテストのないスコアカードは無効(競技失格)。アテスト欄の横にプレーヤー本人もサインするわけだが、この本人のサインがないスコアカードも無効となる。
ちなみに、マーカーと本人のサインが、入れ違った場所に記入されていた場合はというと、これは問題なく有効となる。
競技に出たい! と思うゴルファーは、アテストのやり方もしっかり覚えておこう。
(ゴルフダイジェストTVより)