他社メーカーを使用していた3番ウッドも変更
「ドライバーとフェアウェイウッドに関しては、打った瞬間これにする! と決められるくらい。ドライバーは平均飛距離も伸びましたし、方向性も良くなりました」
そう鈴木愛が語るのはピンのニューモデル「G410プラス」。開幕戦で勝利した比嘉真美子も同じドライバーを使用しており、これで同ドライバーは“開幕2連勝”ということになった。
鈴木自身の言葉にもあるように、フェアウェイウッド類もG410で統一。昨年まで使っていたキャロウェイのGBBエピックの3番ウッドも抜き、ピンで統一した14本になっている。
「スプーンだけは他メーカーのものを使っていましたが、今回の(G410)は仕上がりがすごく良くて(替えました)。平べったいウッドがすごい苦手だったんですけど、構えた感じで『打てるな』と。ボールもすごく上がりやすいですし、距離も出ていたので、即決でした」(鈴木)
近年のピンのフェアウェイウッド は、平らでシャローな投影面積の大きいモデルが多かったが、今回のG410は印象が異なり、やや三角形的なシェープで、フェースも程よい厚みがある。そこが鈴木のお眼鏡にかなったようだ。
ウッド類も十分に揃い、さりとて単品ウェッジも3本入れてショートゲーム対策もしっかりと施されている。鈴木愛のゴルフ同様、穴がない、バランスの良い14本を手に、目標に掲げる年間5勝、そして賞金女王奪還へ向け、視界は良好だ。
【鈴木愛の14本】
1W:ピン G410プラス(10.5度、ALTA J CB RED、硬さ:S)
3W:ピン G410(14.5度)
5W:ピン G410(17.5度、ALTA CB65、硬さ:R)
7W:ピン G410(20.5度)
4UT:ピン G410(22度)
5UT:ピン G410(26度)
6I〜W:ピン i210
50度、54度、58度:ピン グライド2.0
PUTTER:ピン ヴォルト アンサー2