2019年3月22日~24日パシフィコ横浜で行われるアジア最大のゴルフイベント「第53回ジャパンゴルフフェア2019」にてブリヂストンゴルフでボールフィッティングのトークショーを行った宮里藍。その後の会見で、昨日引退を発表したイチローについて語った。

「イチローさんの活躍が現役時代の自分にとっては支えになっていた」

多くの人たちに惜しまれながら現役引退を発表したイチロー。同じアスリートとして宮里藍がイチローについて語った。

「本当にびっくりしました。『まさか!』というのが率直な気持ちでしたね。実際に試合を観に行かせていただいたこともあって、やっぱりアメリカで活躍するための強さとか刺激というのをじかに感じることができたので、私としてもすごく貴重な経験でしたし、とにかく人としても選手としても足元に及ばないくらい尊敬していて憧れている選手のひとりでもあったので、昨日の引退発表ですごく寂しかった部分が多いです」(宮里)

そう話し始めた宮里。2006年度から米女子ツアーに挑戦し、自分で決めたこととはいえ異国の地で心細い気持ちもあった中、同じ日本人が活躍する姿は宮里にも大きな影響を与えたようだ。そんな宮里がイチローの言葉で深く心に残っている言葉があるという。

画像: トークショー後の会見に臨んだ宮里藍

トークショー後の会見に臨んだ宮里藍

「昨日の会見でもおっしゃっていたんですけど、『地道なことをすることが一番の近道』という言葉が私としても常々感じていたことなので、あんな風に実際にイチローさんが言葉にされて、雑誌とかでもそういった言葉をお見掛けしたりして、そういうところですごく勇気をもらっていたというか、自分のやっていることは間違っていないなという風に思えていたというのは多々あります」(宮里)

「あとは、言葉というか、単純にイチローさんの活躍が自分にとっては支えになっていたというところもあると思うので、(心に残っているのは)言葉だけではなかったと思います」(宮里)

と締めくくった。宮里藍以外にも、ゴルフ界からイチローの引退を惜しむ声は多い。とはいえ、「後悔などあろうはずがない」と言い切ったイチローの今までの活躍に、感謝の気持ちでいるのは宮里藍だけではないだろう。

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