1996年生まれ宮崎県出身の柏原明日架(かしわばら・あすか)。中学3年時に日本女子アマチュア選手権で2位に入るなど、10代から世代のトップランナーとして活躍。プロ5年目の今季は、悲願の初優勝を目指す。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

5年ぶりにアイアンをチェンジ

今年の柏原明日架のバッグには新しいアイアンが入った。本人いわく「たぶん5年ぶりですね」と、久々のモデルチェンジだという。

「ずっとアイアンは替えられずにいましたが、多くのクラブを試してきたなかで『今年はこれでいく』と決めました。これまで少しやさしめのタイプを使ってきましたが、オフにトラックマンで数値を計測した結果、少しハードだと感じるモデルでもウェッジとのバランスがよかった。新しいキャロウェイ APEX アイアンは小ぶりで見た目もシャープなタイプですが、球が上がりやすく、楽にゴルフができている感触があります」

感覚を活かすタイプの柏原がアイアンを替えるというのは大きな決断だったに違いない。昨年のスタッツではドライビングディスタンスが14位だったのに対し、パーオン率は55位。そのあたりを改善しない限りは悲願の優勝を手にすることはできない。誰よりも本人がそう感じているからこそ、潔く決断できたのだろう。

画像: 5年ぶりにアイアンを新調。見た目はシャープだが、球が上がりやすい。「どんなライでもピンを強気に狙っていける」(柏原)。アイアン「キャロウェイ APEX アイアン」(6I~PW)

5年ぶりにアイアンを新調。見た目はシャープだが、球が上がりやすい。「どんなライでもピンを強気に狙っていける」(柏原)。アイアン「キャロウェイ APEX アイアン」(6I~PW)

また、開幕戦からボールも新しい「クロムソフト X トリプルトラック」を使用している。フィーリングを重視する柏原だが、ボールに対しては、すぐに替えることを決めたという。新アイアンとのマッチングも抜群で、序盤戦から結果を残していくつもりだ。

画像: 5年ぶりにアイアンをチェンジ

【柏原明日架の14本】
1W:キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ(10.5度、ディアマナ プロトタイプ50、硬さS)
3W:キャロウェイ スティールヘッドXR(15度、ディアマナ カイリ60、硬さS)
5W・7W:キャロウェイ スティールヘッドXR(18度・21度、ディアマナカイリ70、硬さS)
11W:キャロウェイ ローグ(25度、フブキ AX f85、硬さS)
6I~PW:キャロウェイ APEX アイアン(OT TOUR 80/ 6I&7I、OT TOUR 90/8I~PW、ともに硬さS)
ウェッジ:キャロウェイ マックダディ フォージド(48・52・56度、OT TOUR 90、硬さS)
PUTTER:オデッセイ オーワークス ダブルワイド S
BALL:クロムソフト X トリプルトラック

撮影/西本政明

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