いよいよ開幕した男子ツアー国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」。昨今の男子ツアーでは若手が躍動し、若返りが進んでいる。そんな中、若手の注目株と言えるのがPGAツアーチャイナの開幕戦で国内開幕を待たずに勝利を挙げた佐藤太平だ。日本から世界への飛躍を目指す25歳の飛ばしのギアをチェックしよう。

飛距離+安定感で世界に挑む

今シーズンの国内男子ツアーで注目プロの一人として名前が挙がるのが、昨年のAbemaTVツアー賞金王の佐藤太平だ。昨年中国の国内ツアーであるチャイナツアーで初優勝を挙げると、今年はPGAツアーの実質3部にあたるPGAツアーチャイナの開幕戦で日本人として初優勝を挙げるという快挙を達成してもいる。

「(PGAツアーチャイナで優勝してとくになにか変わったことはありません。今シーズンの目標もとくに決めず、1試合ずつベストを尽くしながら上位を狙いたいです」と優勝しても落ち着いた様子の佐藤。

目標はとくに決めないと言うが、その視線の先には東北福祉大学の先輩である松山英樹のように、海外での成功、すなわちPGAツアーで戦う自分の姿がある。

そんな佐藤が契約するのはテーラーメイド。テーラーメイドといえば、タイガー・ウッズやダスティン・ジョンソン、ロリー・マキロイといった世界的な契約プロの名前が思い浮かぶが、彼らが「M5」ドライバーを使用するのに対し、佐藤が選んだのは「M6」だ。

画像: M6ドライバー。M5に比べてつかまりが良く安定感の高いモデルだ

M6ドライバー。M5に比べてつかまりが良く安定感の高いモデルだ

M5はウェート位置を移動させることができ、弾道の操作性の高いモデルなのに対し、M6はボールのつかまりが良く、よりオートマチックなモデル。なぜ佐藤はM6を選んだのか。

「スピン量、弾道の高さ、球の強さが自分のベストな飛距離を引き出してくれている感じです。海外に出ると自分より飛ぶ人はたくさんいます、自分のゴルフを見失わないためにも安定したドライバーショットが不可欠なんです」(佐藤)

画像: シャフトはディアマナDFをチョイス。「飛んで曲がらない」をコンセプトにしたシャフトだ

シャフトはディアマナDFをチョイス。「飛んで曲がらない」をコンセプトにしたシャフトだ

飛距離と安定感の両立を重視していることがわかる。「このドライバーでPGAツアーを目指します」そう力強く宣言してくれた。

画像: フェアウェイウッド は「Mグローレ」を使用。つかまるクラブがお気に入りのようだ

フェアウェイウッド は「Mグローレ」を使用。つかまるクラブがお気に入りのようだ

フェアウェイウッドに目をやると、M6よりもさらにつかまりの良い、日本人のために開発された「Mグローレ」の3番ウッド、5番ウッドをチョイスしている。佐藤のゴルフのベースにはボールをしっかりとつかまえるということがあるようで、このあたりはアマチュアゴルファーにとっても大いに参考になるクラブチョイスと言えそう。

信頼するクラブで世界に挑む佐藤太平に、注目だ。

画像: 飛距離+安定感で世界に挑む

【佐藤太平の14本】
1W:テーラーメイド M6(9度、ディアマナ DF60、硬さTX)
3W:テーラーメイド Mグローレ(15度、ディアマナ DF60、硬さTX)
5W:テーラーメイド Mグローレ(18度、ディアマナDF60、硬さTX)
4 I:テーラーメイド P760(三菱ケミカル OTh、硬さ100X)
5 I~PW:テーラーメイド P760(ライフル プロジェクト、硬さX6.5)
50度:タイトリスト ボーケイ SM7
54度:タイトリスト ボーケイ SM7
60度:タイトリスト ボーケイ ツアープロト
PUTTER:スコッティ・キャメロンT5CB

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