海外メジャーはここのところ「ナイキのウェアを着た選手」が6連勝、「テーラーメイドのドライバー」が5連勝していたが、プーマのウェアを着用してピンのドライバーを使用したウッドランドの全米オープン制覇でいずれの記録もストップ。生き残った記録は!?
ウッドランドの“記録ストッパー”っぷりがすごい
2018年のマスターズを制したパトリック・リードから始まり、今年に入ってもマスターズのタイガー・ウッズ、全米プロのブルックス・ケプカと継続していた「ナイキのウェアを着た選手」のメジャー制覇だが、2019年の全米オープンでその記録も途絶えた。
契約フリーの選手たちが使うことで継続されていた、テーラーメイドのドライバーの連勝も5でストップ。アイアンシャフトの「ダイナミックゴールドツアーイシューX100」はここまで驚異の7連勝だったが、ウッドランドが「KBSツアー Cテーパー130X」の愛用者であることでその記録もストップ。
シャフトでいえば、三菱ケミカルのドライバーシャフトの連勝も5で止まった(ウッドランドはアクラの『ツアーZ RPG』を使用)。ウッドランド、なかなかの“記録ストッパー”っぷりである。
しかし、生き残った記録もある。それが、スコッティキャメロンのパターの連勝。昨年のケプカ(2勝)、今年のタイガー、ケプカと4連勝中だったが、スコッティキャメロンのいわゆる“アンサー2型”であるニューポート2タイプのパターが今回の勝利で5連勝となった。
様々な記録が途絶えるなか、メジャーでの勝利を重ねるスコッティキャメロンのパター。来月の全英オープンでは、名手たちのパターにも注目だ。