今週のPGAツアーは新規大会「ロケットモーゲージ・クラシック」が開催。アイアンショットの精度が重要となる大会で活躍する選手は一体どの選手か。松山英樹?リッキー・ファウラー?それとも……?ツアー通算9勝の佐藤信人が予想。

もう一人の注目はファウラー。大穴は期待の若手

ロケットモーゲージ・クラシックという新規大会がミシガン州デトロイト・ゴルフクラブで行われます。

PGAツアーがミシガン州にやってくるのは2009年ビューイック・オープンでタイガー・ウッズが69回目の優勝をして以来のこと。4大メジャースポーツ(フットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケー)すべてのプロチームがある都市は全米に13あるそうですが、デトロイトもそのうちのひとつで、熱狂的なスポーツファンが多い土地柄です。

会場はデトロイト・ゴルフクラブ。設計はドナルド・ロス。ウィンダム選手権で使用するセッジフィールド・カントリークラブや、ツアーチャンピオンシップのイーストレイク・ゴルフクラブ、メジャートーナメントを何度も開催しているパインハーストNo.2などを設計しています。

コースに対する選手たちの感想などを聞いてみると、D・ロスのコースらしくグリーンは傾斜が強く小さめで、アイアンショットの精度が重要だろうという声が多いようです。

画像: パワーランキング2位の松山英樹。 全英オープンへ向けて弾みをつけられるか(写真は2019年のWGCメキシコ選手権 撮影/姉崎正)

パワーランキング2位の松山英樹。 全英オープンへ向けて弾みをつけられるか(写真は2019年のWGCメキシコ選手権 撮影/姉崎正)

注目選手としてまず挙げたいのは、今週PGAツアーのパワーランキング2位になっている松山英樹で
す。アイアンショットの貢献度を示すストローク・ゲインド・アプローチ・ザ・グリーンは今季4位。松山選手はツアーメンバーになった2014年からこのスタッツは1度もトップ10を外していません。2014年以降この部門で毎年トップ10に入っているのは唯一松山選手だけです。

大会前のインタビューで初めてのこのコースの印象を「嫌いではない」と答えています。ウィンダム選手権に毎年のように出場していて、やはりアイアン巧者が報われるD・ロス設計のコースには好印象を持っている気がします。今週良いプレーをして今年最後のメジャー全英オープンへと弾みをつけていきたいところでしょう。

こちらも初メジャー制覇への期待が大きい選手、ホストプロでもあるリッキー・ファウラーです。今季はフェニックスオープンでの優勝も含めてトップ10が5回、予選落ちもわずか1回と相変わらずの安定感ですが、全米オープンでは初日66で2位タイと好スタートを切りながら、2日目に失速して最終的には43位タイという悔しい大会になりました。

この試合と例年通りスコティッシュオープンに出て、次のメジャー全英オープンというスケジュールを組んでいます。やはりホストプロだったクイッケンローンズ・ナショナルでは2位も3位もありましたが、優勝は出来ませんでした。どこに行っても大人気の選手ですが、ロケットモーゲージ(クイッケンローンズ)本社があるデトロイトが試合会場の今週はまた特別な応援が増えるでしょう。

画像: ホステスプロのリッキー・ファウラー(写真は2019年のマスターズ 撮影/姉崎正)

ホステスプロのリッキー・ファウラー(写真は2019年のマスターズ 撮影/姉崎正)

ダークホース的な存在として、ホアキン・ニーマンも良い雰囲気で今週を迎えています。昨年マスターズ後にプロ転向し、数試合の出場で見事にノンメンバーからシード権を獲得しました。今年は2年目のジンクスという感じで、ここまでなかなか上位争いが出来ませんでした。

先週のトラベラーズ選手権では今年プロ転向したばかりの選手が取り上げられていましたが、自分もいるよとばかりに存在感を示して5位タイ。昨年11月以来久しぶりにトップ10に入りました。現在4試合連続で予選を通過していて上向きの流れで来ているので、今週は暴れそうな予感がします。

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