初秋はゴルフ界では新商品の季節。販売に向けて各社今の時期はツアープロたちのインプレッションを集めているため、練習場で見たことのないクラブを試打しているプロをよく見かける。今回アネッサレディースで見つけたのはフォーティーンの新ウェッジ。早速レポート!
画像: 幅広ソールでややグース。いかにもやさしそう

幅広ソールでややグース。いかにもやさしそう

このようなウェッジが投入される背景には、昨今のアイアンの飛び系ブームがあるという。

「最近飛び系アイアンが流行っていて、下の番手はロフトピッチがおろそかになったり、クラブセッティング的にバランスが悪くなったりがあるんですけど、そこにプロモデルを入れると難しくなってしまいます。そういった隙間の部分を埋められるような設定にしています」(池田さん)

女子プロの間でも、飛び系アイアンの使用者が増えたことから、従来のようにピッチングウェッジの下に単品ウェッジの52度を入れるのではなく、48度前後のウェッジを入れるセッティングを採用する選手が増えている。

そんな選手たちみんながみんなシャープなアイアンを使うわけではなく、中にはヘッドサイズの大きいキャビティタイプのアイアンを使うケースもある。そういったアイアンには、ウェッジも大型のほうが流れが良くなるという説明は納得がいく。

一昔前は、プロの使用クラブをアマチュアが頑張って使っていたものだが、現代はアマチュア向けのクラブをプロが積極的に使う時代。ウェッジは契約外という選手も多いことから、今後さらに多様性が増していきそうな気配。「大型単品ウェッジ」は果たしてツアーで流行るのか、注目だ。

取材大会/アネッサレディス 撮影/矢田部裕

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