実際ツアー会場の練習場では、プロのほとんどが後ろポケットに携帯やヤーデージブックを入れっぱなしで練習している。あれって気にならないの? 素朴な疑問を三ヶ島かなにぶつけてみた。
「全然。慣れですかね? 後ろにポケットがついていない服とかのときはキャディさんに持ってもらったりしますけど、試合中には後ろにポケットがついていないウェアはまず着ないですね。試合中も基本的には後ろポケットにヤーデージブック入れてます。だっていつでも見たいじゃないですか」(三ヶ島)

言われるまで気にしたことありませんでしたと三ヶ島かな
と、むしろヤーデージブックを入れる前提で試合で着るウェアを選んでいると話した。これは意外! ちなみに前ポケットには何か入れている?
「さすがに前ポケットは気になるから押しマークくらいですね。ティは、前ポケットに入れてると取り出すときに指にささるのがどうしても嫌で、髪の毛の結び目にさしたり取りやすいところにしています」(三ヶ島)
ということだった。確かに試合中は頻繁にヤーデージブックを確認するため、一番取り出しやすくしまいやすい後ろポケットは大切な収納場所なのかもしれない。プロのほうが繊細でポケットのモノには敏感かと思いきや、むしろ「気にしたことがない」というレベルで自然なことだったようだ。
取材大会/アネッサレディス 撮影/矢田部裕