2019年からルールで使用が認められたことでジャンル自体にフォローの風が吹いている距離計測器。26日に発売されるガーミン「アプローチG80」のメディア向け体験会で、このジャンルの現在地点を考えた。

GPSナビに弾道計測機能がついた

ゴルフの距離計測器には、GPSを利用して残り距離などを算出するGPSゴルフナビと、対象物にレーザーを当てて距離を測るレーザー距離計に大きく分類される。今回体験会が開催されたガーミンの「アプローチG80」は前者のGPS式……なのだが、一点ユニークな点がある。

画像: ガーミン「アプローチG80」ではコースだけなく、練習場でも使える機能ついている(写真提供/ガーミンジャパン)

ガーミン「アプローチG80」ではコースだけなく、練習場でも使える機能ついている(写真提供/ガーミンジャパン)

それが、レーダー機能を搭載している点。プロツアーの練習場を覗くと、多くの選手が弾道計測器「トラックマン」で自分のクラブの動きや弾道を計測しながら練習をしている姿を目にすることができるが、アプローチG80にもトラックマン的な“打った弾道を計測できる”機能が搭載されているのだという。

あくまでも計測できるのはヘッドスピードとボールスピードから導き出された飛距離の概算値に過ぎないが、たとえば正確に100ヤードを打つ練習をしたり、各番手のキャリーを把握したりと使い道は多くありそう。

画像: フライトスコープミーボは、高い計測性能・手頃な価格・超コンパクトの三拍子が揃って人気のモデル

フライトスコープミーボは、高い計測性能・手頃な価格・超コンパクトの三拍子が揃って人気のモデル

弾道計測器で現状もっとも安価でコンパクトなものといえば「フライトスコープミーボ」だろう。こちらは10万円を切る価格ながらスピードのみならず、打ち出し角度、スピン量などを計測可能。ただし、こちらは距離計測機能はない。

神奈川県のフルヤゴルフガーデンに導入された、全打席で弾道計測が可能な「トラックマンレンジ」が大きな話題となり、プロゴルファーが積極的に練習にトラックマンを取り入れていることもあって、今後練習場での計測器需要はますます拡大しそうな気配がある。

画像: プロツアーで多くの選手が使用する弾道計測器「トラックマン」。神奈川県のフルヤゴルフガーデンにも導入されているトラックマンレンジも話題だ(撮影/大澤進二)

プロツアーで多くの選手が使用する弾道計測器「トラックマン」。神奈川県のフルヤゴルフガーデンにも導入されているトラックマンレンジも話題だ(撮影/大澤進二)

アプローチG80は、そんな練習場での計測器需要と、ルール改正による距離計需要の両者を一台で満たす点がユニークと言えそう。あとは6万円台半ばという価格をどうとらえるか。簡易的な弾道計測を行うだけならば、1万円台で専用の機器が購入できるし、GPSゴルフナビ自体も1万円代からある。

ただ、アプローチG80の場合、機器内に多数のゴルフコースのデータが収録され、練習打席でバーチャルゴルフ体験ができるなど機能が数多く、付加価値は高い。記者が体験した感想としても、アプローチの距離の打ち分けの練習をしたり、友人と練習場のバーチャルラウンドを楽しむといった使い方には魅力を感じた。

画像: 練習場でバーチャルラウンドができるのは、アプローチG80の魅力と言えそう

練習場でバーチャルラウンドができるのは、アプローチG80の魅力と言えそう

「練習場でもコースでも使える」というコンセプト自体に、GPSゴルフナビとしての目新しさのあるアプローチG80。果たしてヒット商品となるか。

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