お笑いコンビ・イワイガワの岩井ジョニ男が美人プロの小澤美奈瀬に弟子入りし、ゴルフのスキルアップを目指すレッスン企画第3弾。今回は「ドライバーのヘッドスピードを上げたい」というジョニ男に小澤がアドバイス。ジョニ男に人生最大の飛びが!?

「養命酒」のリズムで飛ばせるか?

イワイガワ 岩井ジョニ男(以下ジョニ男):皆さんこんにちは、千葉の土佐犬、岩井ジョニ男です。今日も、素敵なレッスンを始めていただきます。先生、お願いしますぅ~!

小澤未奈瀬プロ(以下小澤):ソロリ、ソロリ(チョコプラ長田のマネをして登場)。USLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬です。よろしくおねがしま~す!

画像: 小澤「ソロリ、ソロリ」

小澤「ソロリ、ソロリ」

ジョニ男:「上からETCバー」(美奈瀬の頭に腕をコツン!)。ナニやっているんですか、ソロリソロリと。びっくりしました。さあ先生、今日もレッスンをお願いしたいと思います。

画像: ジョニ男「カード入れてないから落ちて来たんです。というかボケが渋滞してますよ先生!」

ジョニ男「カード入れてないから落ちて来たんです。というかボケが渋滞してますよ先生!」

小澤:ハイ! 今回はヘッドスピードを上げたいとお伺いしていますけど。

ジョニ男:そうなんです、欲が出てきましてね。私みたいな中年でも、まだまだヘッドスピードって上がるのかなと。

画像: 今回はドライバーのヘッドスピードアップレッスン!

今回はドライバーのヘッドスピードアップレッスン!

小澤:今はどのくらいなんですか?

ジョニ男:多分、34m/sくらいです。

小澤:おぉ~。

ジョニ男:いやだから、お~、じゃないですよ。女子と同じくらいでしょ。

小澤:いやいや、でも、伸ばし甲斐がありますよね。ドライバーの飛距離は、200ヤードくらい?

ジョニ男:そのくらいです。ヘッドスピードが上がれば飛距離も伸びますかね。

小澤:頑張ってやってみましょー。では、スウィングを観させてもらってもいいですか。

ジョニ男:はい。(バシッ!)お、ドローになってる。距離は200ヤードいかない感じですけれど。

画像: まずはスウィングチェックから。計測器によると、ヘッドスピードは33.3m/s、総飛距離193ヤードだった

まずはスウィングチェックから。計測器によると、ヘッドスピードは33.3m/s、総飛距離193ヤードだった

小澤:でも悪くはないですね。距離は193ヤード、ヘッドスピードが33.3m/s。

ジョニ男:こんな感じなんです、先生。200行かないです。

小澤:そうですね、200ヤードがしっかり越えられるようになるといいですよね。

ジョニ男:いいですねぇ~。でも、越えられるのかなぁ~?

小澤:大丈夫だと思います。

ジョニ男:良いドライバーがあるとか、そういうのじゃないでしょうね。

小澤:コチラのドライバーをどうぞ!

ジョニ男:ん? 7万5000円!? いや、そういうのじゃなくて。

まずは「足閉じドリル」でバランス力をアップ

小澤:ヘッドスピードを上げていく前に、クラブを振ったときのバランスをよくしていきたいと思います。まず両足をくっつけて構え、その状態で手をMaxで振っていくことから始めましょう。

ジョニ男:はい。(ブン、ブン、ブン)

画像: 両足をつけた状態で全力素振りに挑戦するジョニ男。振るたびに体がフラついてしまう

両足をつけた状態で全力素振りに挑戦するジョニ男。振るたびに体がフラついてしまう

小澤:もっと、Maxで! もっと速く!

ジョニ男:えぇ~、ちょっと倒れそうなんですけど。

小澤:今、ヨタヨタするのということは、ヘッドスピードが速くなった時に到底、耐え切れないので、しっかりとココでバランスを保てるようにしていきましょう。ヨタヨタしない体重の掛け方、フットワーク、バランスといったものを探してみてください。

ジョニ男:はい〜!(ブン、ブン)

小澤:そう、いい感じ♡ 体の回転と腕がマッチしてきて、けっこう腕を振っているイメージがあるんじゃないですか?

ジョニ男:うん!(ブン) そう!(ブン) ね!(ブン)

小澤:今、体重はどのあたりにかかっていますか。

ジョニ男:土踏まずの辺りですかね。

小澤:あ~、素晴らしいですね。じゃあ、普通に足を開いてスウィングをしたときにも、今のように土踏まずの所に体重を感じるようにしてみてください。

ジョニ男:はい。

次いでクラブ逆さ持ちドリルでヘッドスピードをアップ

小澤:では次に、二つ目のドリルをやっていきます。まず、クラブを逆さまに持ちます。これで素振りをしていきます。

ジョニ男:不思議。なんか、軽……!(ブンと素振り)

画像: 今度はクラブを逆さに持ち、スタンスを取って全力素振り

今度はクラブを逆さに持ち、スタンスを取って全力素振り

小澤:もっと全速力でいってみましょう。

ジョニ男:はい(ブン)!

画像: ジョニ男「最初は難しかったですけど、だんだん慣れてきましたね」

ジョニ男「最初は難しかったですけど、だんだん慣れてきましたね」

小澤:今、良かったですね。体の左側のほうで音がしませんでしたか。

ジョニ男:はい。しました。

小澤:じゃあ、2倍速で。

ジョニ男:はい(ブン、ブンとさらに速く振る)!

小澤:うん、良い感じ♡ じゃあ、3倍速で!

ジョニ男:ひえ〜(ブン、ブン、ブンと全力で振る)!

小澤:お~、凄い。今、私にはナイスショットが見えました。

ジョニ男:え、ホント? 自分では、分からないですけど。

小澤:では、今度は普通にグリップを握って、今と同じスピード感で素振りをしてみてください。

ジョニ男:はい。(ブン! ブン! 明らかに力強くなっている)

画像: 次は普通に握って素振り。両足をつけていたときと同じく、土踏まずに体重をかけることがポイントだと小澤

次は普通に握って素振り。両足をつけていたときと同じく、土踏まずに体重をかけることがポイントだと小澤

小澤:うん、良い感じです。では、球を打っていきましょう。

ジョニ男:はい。でも、なんか、疲れて、逆にスピードが遅くなりそうなんだけど……(ゼェ、ゼェ、ハァ、ハァと息を吐きながら打つ。パシィ~ン)

小澤:飛距離が200ヤード、ヘッドスピードが33.5m/s。もっと上げていきますよ! さっき足を閉じて素振りをした時に、腕もしっかり振った意識で振っていきましょう。

ヨメシュ! のリズムでテンポアップ

ジョニ男:あの先生、ちょっと、お手本を見せてもらえませんか。

小澤:お手本ですか、はい、かしこまりました。ジョニ男さんのスピードはこれくらい(ビュ~ン)。私がやると(シュン!)

画像: 小澤がクラブを逆さに持ち、全力で素振り。カメラで撮ってもブレるほどの超高速!

小澤がクラブを逆さに持ち、全力で素振り。カメラで撮ってもブレるほどの超高速!

ジョニ男:うわ、速ッ! ナニ、今の! なんかテークバックも速くないですか。

画像: スウィングの速さにあっけにとられるジョニ男

スウィングの速さにあっけにとられるジョニ男

小澤:そうですね。ちょっと速いですかね。じゃあちょっとテークバックも速くするイメージで、もう一度ドリルをやってみましょうか。

ジョニ男:テークバックも速くね(ビュン!)。

小澤:おお、カッコいいです。体の左側で音が鳴るようになってくると、クラブがタマって、リリースもできてくるので、ヘッドスピードも上がってくるんです。

ジョニ男:プロはリズムというか、それを意識していると聞いたんですよ。僕は心の中で「養命酒」(ゆっくりテンポで『よ〜め〜しゅ〜』)って振っていたんですね。でも今の先生の素振りは「ヨメシュ!(早口で)」っていう感じなんですね。

小澤:同じテンポで振っていくというのが大事ですよね。たとえば、「ヨ~~、メシュ!」というように最初はゆっくりで、後半だけ速くとなると、ダウンスウィングで体の回転が急に速くなるのでクラブが遅れて、右に飛ぶ球が出たりするんですね。

画像: スウィングテンポが途中で変わってしまうと、振り遅れなどのミスの原因になりますと小澤

スウィングテンポが途中で変わってしまうと、振り遅れなどのミスの原因になりますと小澤

ジョニ男:なるほどね。

小澤:だからヘッドスピードを上げるには、速いテンポの中で、クラブを振ってあげることが大事です。

ジョニ男:じゃあ、今のことを頭に入れて、もう一回打ってみますね。

小澤:はい、お願いします。

ジョニ男:(ヨメシュ! と早いリズムでスウィング)

画像: スウィングテンポを意識してもう一度スウィング。すると……?

スウィングテンポを意識してもう一度スウィング。すると……?

ジョニ男:お、お、お、おっ! (飛距離は214ヤードを表示)

画像: ジョニ男「やった! 先生!」

ジョニ男「やった! 先生!」

小澤 お~、ヘッドスピードも増えてきていますよ。(ヘッドスピード36m/sを表示)。

ジョニ男:ホントだ。うわ、嬉しい!(ハイタッチ!)初めてですよ、普段は33くらいですから。214ヤードって、もうすぐで夢の220ヤードじゃないですか。

画像: レッスンによってヘッドスピード&飛距離がアップ! 思わずハイタッチ

レッスンによってヘッドスピード&飛距離がアップ! 思わずハイタッチ

小澤:はい、養命酒効果ですね。

ジョニ男:そうか~、ゆっくり過ぎたんだ!

小澤:うんうん。

ジョニ男:これは目からウロコだわ。皆さん、せひやってみてください!

撮影協力:104ゴルフアカデミー 衣装協力:フィドラ(ウェア)、ロトゥセ(シューズ)

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